クレバリーホームでの家づくりを考えたとき、「クレバリーホームは寒い」という気になる噂を耳にして、少し不安になっていませんか。高い買い物だからこそ、絶対に後悔はしたくないですよね。
ネットで検索すると、やめたほうがいい、やばいといったネガティブな評判も見つかり、クレバリーホームで建てた人のリアルな声が気になるところだと思います。特に、高気密なのに寒いという話は、本当だとしたら大きな問題です。
実際の断熱の評判はどうなのか、気密性や断熱性能を示すC値やUA値はどのくらいなのでしょうか。また、よく比較される一条工務店とどっちが良いのか、クレバリーホームのデメリットは何か、など知りたいことはたくさんありますよね。
もちろん、クレバリーホームは暖かいという満足の声も多く見られます。この記事では、そんな気になる疑問や不安を一つひとつ解消していきます。クレバリーホームの寒さに関する真相を、さまざまな角度から一緒に見ていきましょう。
- 「クレバリーホームは寒い」と言われる口コミの本当の理由
- クレバリーホームが公式に発表している断熱・気密性能の具体的な数値
- 他の人気ハウスメーカーとの性能や特徴の比較
- 寒さを感じずに快適な家づくりを実現するための重要なポイント

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クレバリーホームは寒い?口コミ・評判の真相を解説


- 「やばい」と言われる口コミの背景
- 後悔しないためのチェックポイント
- 「やめたほうがいい」という評判は本当か
- 実際にクレバリーホームで建てた人の声
- クレバリーホームの断熱の評判を調査
「やばい」と言われる口コミの背景


「クレバリーホームはやばい」というような強い言葉の口コミを目にすると、どうしても心配になってしまいますよね。このような評判が出てくる背景には、いくつかの理由が考えられます。
大きな理由の一つとして、クレバリーホームが「フランチャイズ制」を採用している点が挙げられます。これは、本部が開発した住宅商品や技術を、全国各地の加盟店である工務店が提供する仕組みです。そのため、実際に家を建てる工務店の技術力や現場管理の質によって、仕上がりに差が生まれる可能性があります。
もし、たまたま施工を担当した工務店の気密処理が丁寧でなかったり、断熱材の施工に隙間ができてしまったりすると、設計上の性能を十分に発揮できず、「なんだか寒い家だな」と感じてしまうことにつながりかねません。
また、営業担当者とのコミュニケーション不足から、思い描いていた仕様と違うものができてしまった、というケースもあるようです。このように、一部の店舗や個別の事例での不満が、「やばい」という強い言葉でインターネット上に広まってしまうことがあるのです。
後悔しないためのチェックポイント


「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないためには、契約前にいくつか確認しておくべき大切なポイントがあります。
まず何よりも、実際に契約する加盟店(工務店)の実績や評判をしっかりと調べることが鍵となります。その工務店が過去に建てた家の見学会に参加させてもらったり、可能であれば実際に住んでいるオーナーさんの話を聞かせてもらったりすると、リアルな情報を得られます。
次に、担当してくれる営業スタッフや設計士との相性も大切です。こちらの要望を丁寧にヒアリングし、専門家の視点から的確なアドバイスをくれる担当者であれば、安心して家づくりを進められますね。打ち合わせの際には、少しでも疑問に思ったことは遠慮せずに質問し、納得できるまで説明を求めましょう。
特に、断熱材の種類や厚み、窓の性能、換気システムの種類といった、家の温熱環境に直結する仕様については、契約前に書面で細かく確認しておくことをお勧めします。口約束だけでなく、仕様書や図面に明記してもらうことで、後のトラブルを防ぐことができます。
「やめたほうがいい」という評判は本当か


「クレバリーホームはやめたほうがいい」という意見は、主にフランチャイズ制に起因する品質のばらつきや、アフターサービスの対応への懸念から来ていることが多いようです。
確かに、どの工務店が施工しても品質が完全に均一である、とは言いきれない側面はあります。もし、お住まいの地域の加盟店の評判があまり良くなかったり、担当者との相性が合わないと感じたりした場合には、無理に契約を進めるのは避けた方が賢明かもしれません。
ただ、この評価はクレバリーホーム全体に当てはまるわけではない、という点を理解しておく必要があります。全国には、非常に高い技術力を持ち、丁寧な家づくりで施主から厚い信頼を得ている優良な加盟店もたくさん存在します。
要するに、「クレバリーホーム」というブランドでひとくくりにするのではなく、「どの加盟店で建てるか」が非常に大切になるということです。したがって、最初から「やめたほうがいい」と決めつけるのではなく、まずは候補となる加盟店の情報を集め、ご自身の目で確かめてから判断するのが良いでしょう。
実際にクレバリーホームで建てた人の声


実際にクレバリーホームで家を建てた方々の声を見てみると、さまざまな意見があり、とても参考になります。
満足している方の多くは、やはり標準仕様である「外壁タイル」のデザイン性やメンテナンス性の高さを挙げています。「何年経っても新築のような美しさが保てて嬉しい」「外壁の塗り替え費用がかからないのは、将来的に見て大きなメリット」といった声は非常に多いです。
また、「冬でも家の中が暖かく、以前住んでいたアパートとは比べ物にならないくらい快適」「地震に強い構造だと聞いて安心できた」など、住宅性能の高さを評価する意見も少なくありません。
一方で、少数ですが不満の声も見られます。その中には、「担当者の対応が遅かった」「アフターサービスの連絡がなかなか来ない」といった、会社の対応に関するものが含まれます。前述の通り、これは加盟店の体制による部分が大きいと考えられます。
また、「吹き抜けを作ったら、冬は少し暖房が効きにくい気がする」といった、間取りと温熱環境に関する意見もありました。これは、家の性能だけでなく、間取りや採用する暖房設備によっても体感温度が変わることを示唆しています。
クレバリーホームの断熱の評判を調査


断熱性能に関する評判は、まさに賛否両論といったところです。これは、クレバリーホームが提供する商品プランや選択するオプションによって、断熱性能が大きく異なるためと考えられます。
クレバリーホームの標準的な仕様でも、現在の省エネ基準をクリアする十分な断熱性能は確保されています。そのため、「以前の住まいと比べて格段に暖かくなった」と感じる方が多いのは事実です。
しかし、より高い断熱性能を求める方や、寒さの厳しい地域にお住まいの方にとっては、標準仕様では少し物足りなく感じる可能性も否定できません。特に、大きな窓や広い吹き抜けを設けた開放的な間取りを希望する場合は、熱が逃げやすくなるため、より高いレベルの断熱仕様を検討する必要があります。
クレバリーホームでは、北海道レベルの厳しい基準をクリアする超高断熱仕様の住宅プラン「ENELITE THERMO(エネリート・サーモ)」も用意されています。断熱性を最優先に考えるのであれば、このような高性能なプランを選択することで、「寒い」という不満はほぼ解消されるでしょう。
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クレバリーホームが寒いと言われる技術的な理由


- 高気密なのに寒いと感じる主な原因
- 断熱性能を示すC値・UA値とは
- 気密性を確保するための標準仕様
- 指摘されるクレバリーホームのデメリットは?
- クレバリーホームと一条工務店はどっち?
- 結論としてクレバリーホームは寒いより暖かいか
高気密なのに寒いと感じる主な原因


「高気密・高断熱の家のはずなのに、なぜか寒い」と感じてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。これはクレバリーホームに限らず、現代の住宅全般に言えることです。
一つは、「窓からの冷気(コールドドラフト)」です。いくら壁の断熱性を高めても、窓は熱が逃げやすい部分です。特に冬場は、窓ガラスで冷やされた空気が下降気流となり、足元に冷気として流れてきます。これが「寒い」と感じる大きな原因になるのです。
もう一つは、「計画換気の不備」です。現在の高気密住宅は、24時間換気システムの設置が義務付けられています。この換気システムが適切に機能していない、あるいは冷たい外気が直接室内に入ってくるようなタイプの換気システムだと、寒さを感じる原因になり得ます。
さらに、「施主の暮らし方」も影響します。例えば、暖房をつけていない部屋があったり、部屋のドアを開けっ放しにしていたりすると、家全体で温度差が生まれ、暖かい部屋から寒い部屋へ空気が流れて寒さを感じることがあります。家全体の温度を均一に保つような暮らし方の工夫も、快適さを保つ上では大切になります。
断熱性能を示すC値・UA値とは


家の暖かさを客観的に知るための指標として、「UA値」と「C値」というものがあります。少し専門的に聞こえるかもしれませんが、知っておくととても役立ちます。
UA値(外皮平均熱貫流率)は、「どれだけ熱が家の外に逃げやすいか」を示す数値です。この数値が小さいほど、熱が逃げにくく、断熱性能が高い家ということになります。
C値(相当隙間面積)は、「家にどれくらいの隙間があるか」を示す数値です。この数値が小さいほど、隙間が少なく、気密性が高い家を意味します。
クレバリーホームの性能を見てみましょう。
性能指標 | クレバリーホームの数値 | 備考 |
---|---|---|
UA値 | 標準仕様:0.46 以下 | 国が定める断熱等性能等級6(G2水準)をクリア |
ENELITE THERMO:0.26 | 断熱等性能等級7(G3水準)の業界トップクラス | |
C値 | 非公表 | フランチャイズのため、施工する工務店により異なる |
このように、クレバリーホームのUA値は、標準仕様でも高いレベルにあることが分かります。特に「ENELITE THERMO」は、非常に優れた断熱性能を誇ります。
一方で、C値は会社として公表していません。これは、実際に施工する加盟店の技術に左右されるためです。もし気密性にこだわるのであれば、契約する工務店にC値測定を実施してもらえるか確認するのが良いでしょう。
気密性を確保するための標準仕様


クレバリーホームでは、UA値という断熱性能だけでなく、家の気密性を高めるための工夫も標準仕様として取り入れています。
その中心となるのが、「ベーパーバリアシート(気密シート)」の施工です。これは、壁の室内側に特殊なシートを隙間なく貼り巡らせることで、室内の暖かい空気が壁の中に漏れ出すのを防ぎ、同時に外部からの冷たい空気の侵入をブロックする役割を果たします。
ただシートを貼るだけでなく、コンセントやスイッチの周りなど、隙間ができやすい部分にも一つひとつ丁寧に気密処理を施している点も特徴です。このような細かい作業の積み重ねが、家全体の気密性を高めることにつながるのです。
いくら高性能な断熱材を使っても、家に隙間がたくさんあれば、そこから熱はどんどん逃げてしまいます。そのため、断熱性能と気密性能はセットで考えることが、暖かい家づくりには不可欠です。クレバリーホームでは、この両面からアプローチすることで、快適な室内環境を目指しています。
指摘されるクレバリーホームのデメリットは?


多くのメリットがある一方で、クレバリーホームを検討する上で知っておきたいデメリットもいくつか存在します。
フランチャイズ制による品質のばらつき
前述の通り、最も大きな点として、フランチャイズ制であるために施工品質や担当者の対応が加盟店によって異なる可能性が挙げられます。契約前には、その加盟店の評判や実績をしっかり確認することが大切です。
保証期間
保証内容も確認しておきたいポイントです。主要構造部や防水の初期保証は10年で、有償メンテナンスを行うことで最長30年まで延長可能となっています。他の大手ハウスメーカーでは初期保証が30年、最長60年という場合もあるため、比較すると少し短く感じるかもしれません。
ZEH普及率
環境に配慮したZEH(ゼッチ)住宅を希望している場合、クレバリーホームのZEH普及率は他の大手メーカーに比べてまだ低いというデータがあります。ZEH仕様の家を建てることはもちろん可能ですが、この分野に特に力を入れているメーカーと比較検討してみるのも良いでしょう。
これらの点を理解した上で、ご自身の家づくりにおける優先順位と照らし合わせながら検討を進めることが、満足のいく選択につながります。
クレバリーホームと一条工務店はどっち?


「暖かい家」を考えたときに、必ずと言っていいほど比較対象に挙がるのが「一条工務店」です。どちらの会社も高気密・高断熱を強みとしていますが、いくつか違いがあります。
比較項目 | クレバリーホーム | 一条工務店 |
---|---|---|
断熱性能 | 高性能。特に高断熱プランは業界トップクラス。 | 業界最高水準。「全館床暖房」が標準仕様。 |
外壁 | タイル外壁が標準。デザイン豊富でメンテ性が高い。 | オリジナルタイルやサイディング。デザインは限定的。 |
設計自由度 | 自由設計が基本。比較的自由度が高い。 | 「一条ルール」と呼ばれる独自の制約が多く、自由度は低め。 |
価格帯 | ローコストからミドルコスト。 | ミドルコストからハイコスト。 |
換気システム | 全熱交換型が標準。 | 全熱交換型「ロスガード90」が標準。 |
簡単に言うと、一条工務店は「家の性能」を徹底的に追求し、そのために設計の自由度がある程度制限される、という特徴があります。一方、クレバリーホームは高い住宅性能を確保しつつ、外壁のデザインや間取りの自由度も楽しみたい、という方に向いていると言えそうです。
どちらが良いかは、家づくりで何を最も重視するかによります。最高の断熱性能と全館床暖房に魅力を感じるなら一条工務店、性能とデザイン性、コストのバランスを取りたいならクレバリーホーム、という見方ができるかもしれませんね。
結論としてクレバリーホームは寒いより暖かいか
これまでの情報を総合すると、クレバリーホームの家は、「寒い」というよりは「暖かい家を建てるための高いポテンシャルを持っている」と考えるのが適切です。
標準仕様でも現在の省エネ基準を上回る断熱性能(UA値0.46以下)を備えているため、多くの方にとっては十分に暖かく快適な住まいを実現できます。
ただし、そのポテンシャルを最大限に引き出せるかどうかは、いくつかの要因に左右されます。
- プランの選択: より高い暖かさを求めるなら、超高断熱仕様の「ENELITE THERMO」を選ぶ。
- 施工品質: 契約する加盟店の技術力が高く、丁寧な気密施工が行われる。
- 間取りの工夫: 吹き抜けや大きな窓を設ける場合は、断熱性の高いトリプルガラスを採用したり、シーリングファンを設置したりする。
- 暖房計画: 家全体の温度差が少なくなるような暖房設備(全館空調や床暖房など)を検討する。
これらの点をしっかりと押さえることで、「クレバリーホームは寒い」という不安は解消され、一年中快適に過ごせる理想の住まいを手に入れることができるでしょう。最終的には、モデルハウスで実際の暖かさを体感したり、担当者と納得がいくまで話し合ったりすることが、満足のいく家づくりへの一番の近道になります。
まとめ:クレバリーホームは寒いのか
- クレバリーホームが寒いという評判はフランチャイズ制による施工品質の差が原因の場合がある
- 標準仕様でUA値0.46以下(断熱等級6)をクリアしており基本性能は高い
- 超高断熱仕様のENELITE THERMOならUA値0.26(断熱等級7)を実現可能
- C値(気密性)は公式には非公表で施工する工務店に依存する
- 気密性を高めるベーパーバリアシートや気密処理は標準仕様
- 窓は断熱性の高い樹脂サッシとアルゴンガス入りLow-Eトリプルガラスが採用可能
- 高気密住宅でも窓からの冷気や換気方法によって寒さを感じることがある
- ネガティブな口コミは個別の事例や担当者との相性が影響していることが多い
- 外壁タイルが標準仕様でデザイン性とメンテナンス性に優れる点が大きなメリット
- 一条工務店と比較すると設計の自由度やデザイン性で優位な場合がある
- 後悔しないためには契約する加盟店(工務店)の実績や評判の確認が大切
- 大きな吹き抜けなど開放的な間取りを希望する場合は断熱仕様のグレードアップを検討する
- 暖房計画も快適性を左右する重要な要素
- 家の性能を最大限に活かすには丁寧な施工が不可欠
- 最終的にはプラン、施工、住まい方の組み合わせで快適性が決まる
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