ヘーベルハウスでの家づくりを考え始めると、真っ先に心惹かれるのがその美しい外壁ですよね。中でも「深岩(ふかいわ)」は、その上品なたたずまいで多くの方を魅了しています。
ただ、家の顔ともなる外壁選びは、決して失敗や後悔をしたくないもの。
だからこそ、深岩の本当の評判はもちろん、メリットやデメリットをしっかり知りたいですよね。また、組み合わせる目地の種類や、それによって変わる価格も気になるところだと思います。
この記事では、深岩の魅力と注意点をはじめ、人気の外壁色や目地の種類、それぞれの価格帯、さらには汚れを目立たないようにする工夫まで、あなたの知りたい情報をぎゅっと詰め込みました。
外壁のツートンカラーの組み合わせや、注目の外壁新色情報、そして完成イメージを掴むための外壁シミュレーションのコツもご紹介します。あなたの理想の家づくりを、心を込めてお手伝いさせてくださいね。
- 深岩のメリット・デメリットや実際の評判がわかる
- 目地の種類や色ごとの価格、人気の組み合わせがわかる
- 汚れへの対策やおしゃれなツートンカラーの事例がわかる
- 後悔しないための外壁選びの具体的なステップがわかる
ヘーベルハウスで深岩を選ぶ際の基本情報

- 深岩の評判と実際の口コミ
- 深岩のメリット・デメリットを比較解説
- 人気の目地の種類とデザイン一覧
- 目地の価格はオプションでいくら変わる?
- 外壁の汚れは目立たない?メンテナンス性
- 外壁ツートンのおしゃれな組み合わせ例
深岩の評判と実際の口コミ

ヘーベルハウスの外壁色の中でも、深岩は常に高い人気を誇る色の一つです。住宅展示場や街で実物を見て、その洗練された美しさに一目惚れした、という声がとても多いんですよ。
高級感と上品さを両立した色合い
深岩が選ばれる一番の理由は、なんといってもその高級感あふれるたたずまいにあります。真っ白ではなく、光の当たり方によっては落ち着いたライトグレーにも見える絶妙な色合いが、建物に深みと重厚感を与えてくれるんです。
ブログなどの口コミを見ても、「上品で飽きがこない」「深岩にして良かった」といった満足の声がほとんどで、ヘーベルハウスのフラッグシップカラーの一つとして、多くの方に愛されていることがわかります。
シンプルながらも表情豊かな外観
深岩は、一見するとシンプルな白色ですが、実は細かな黒い粒子がまだらに含まれています。この粒子があるおかげで、のっぺりとした印象にならず、近くで見ると石のような自然な風合いを感じられるのが特徴です。この表情の豊かさが、建物のデザイン性を一層引き立ててくれるんですね。
深岩のメリット・デメリットを比較解説

多くの方に選ばれている深岩ですが、もちろんメリットだけでなく、知っておきたい注意点もいくつかあります。どちらも理解した上で、ご自身のライフスタイルや好みに合うか考えてみましょう。
メリット:光による表情の変化とデザイン性
深岩の最大のメリットは、先ほども触れたように、光の加減で見え方が変わる点です。晴れた日の太陽の下では輝くような白さに、曇りの日や夕暮れ時には落ち着いたグレーに見えるなど、時間や天気によって様々な表情を楽しませてくれます。
また、どんなデザインの家にも合わせやすい普遍的な美しさを持っているのも魅力です。モダンなインダストリアルデザインから、ナチュラルで温かみのある家まで、幅広いスタイルに自然と溶け込んでくれますよ。
デメリット:汚れへの懸念と印象の違い
一方で、デメリットとして考えられるのは、やはり白系統の色であるため、将来的な汚れを心配される方がいらっしゃることです。特に、交通量の多い道路沿いや、雨だれが付きやすい場所では、経年による汚れが気になる可能性もゼロではありません。
また、一部の口コミでは「想像していたよりも白が明るかった」という声も見られました。カタログや小さなサンプルだけで判断するのではなく、実際に建っている家を見て、太陽光の下での色味を確認することが、イメージ違いを防ぐための大切なポイントになります。
人気の目地の種類とデザイン一覧

ヘーベルハウスの外壁は、色だけでなく「目地」と呼ばれるパネルの凹凸デザインを組み合わせることで、印象が大きく変わります。深岩の魅力を最大限に引き出す、人気の目地をご紹介しますね。
目地は、以前は商品タイプによって選べるものが限られていましたが、最近の仕様では全商品で共通のタイプから選べるようになり、選択の幅が広がりました。
主に人気があるのは以下のタイプです。
- G目地: 自然な岩肌をモチーフにした、力強くラギッドな印象のデザインです。重厚感を出したい場合に特に人気があります。
- PJ目地: G目地よりも少し柔らかな印象の岩肌デザインで、上品さと高級感を両立させたい方に選ばれています。
- BM目地: 横長のレンガブロックをモチーフにしたデザインです。建物の横への広がりを強調し、どっしりとした安定感のある外観を演出します。
- TS目地: 縦長のレンガブロックをモチーフにしたデザインです。特に3階建てなど、建物を縦にすっきりと高く見せたい場合に効果的です。
これらの目地によって、同じ深岩でも、重厚になったり、モダンになったり、ナチュラルになったりと、全く異なる雰囲気を創り出すことができるんですよ。
目地の価格はオプションでいくら変わる?

外壁の目地は、デザインによって価格が少し変わってきます。ここでは、2016年頃の1605仕様を基準とした価格差の例をご紹介しますので、一つの目安として参考にしてみてくださいね。家の大きさや最新の仕様によって金額は変動しますので、正確な価格は設計士さんにご確認ください。
商品タイプ | 基準の目地 | 差額が発生する目地 | オプション価格(目安) |
---|---|---|---|
CUBIC | G / K / SR / BM目地 | PJ目地 | 約+15万円 |
FA目地 | 約-5万円 | ||
FREX | G / PJ目地 | JJ目地 | 約+18万円 |
PT目地 | 約+30万円 | ||
TS目地 | 約-6万円 |
このように、目地の選択によって数万円から数十万円の差が出ることがあります。例えば、あるブログの施主さんは、家の周りから外壁があまり見えない立地条件だったため、こだわっていたPJ目地から価格の低いFA目地に変更し、コストを抑える工夫をされていました。
デザイン性だけでなく、ご予算とのバランスを考えながら選ぶことが大切ですね。
外壁の汚れは目立たない?メンテナンス性

「白系の外壁は汚れが心配…」というのは、多くの方が抱く不安だと思います。深岩の場合、この点についてどう考えればよいのでしょうか。
深岩自体の防汚性
前述の通り、深岩は真っ白ではなく、黒い粒子が混ざったような色合いをしています。このおかげで、砂埃などの少しの色ムラであれば、純白の外壁に比べて目立ちにくいという特徴があります。これが、同じ白系でも深岩が選ばれやすい理由の一つなんですね。
光触媒コーティング「デュラ光」
それでも長期的な汚れが気になるという方には、ヘーベルハウスの純正オプション「デュラ光」という光触媒コーティングがおすすめです。
これは、太陽の光(紫外線)が当たると汚れを分解し、雨が降るとその汚れを自動的に洗い流してくれるという優れた機能を持っています。初期費用はかかりますが、期待耐久年数は30年と非常に長く、将来的なメンテナンスの手間やコストを考えると、とても魅力的な選択肢と言えるでしょう。
外壁ツートンのおしゃれな組み合わせ例

深岩は単色で使っても十分に美しいですが、他の色と組み合わせる「ツートンカラー」にすることで、より個性的でおしゃれな外観を創り出すことができます。特に人気の組み合わせをいくつかご紹介しますね。
深岩 × メテオブルー
現在、最も人気のある組み合わせの一つが、深岩と濃紺色の「メテオブルー」です。玄関周りやバルコニーの一部など、アクセントとしてメテオブルーを取り入れることで、深岩の白さがより一層引き立ち、全体がキリっと引き締まった、スタイリッシュでモダンな印象になります。
深岩 × 玄武
黒系の「玄武(げんぶ)」との組み合わせも、根強い人気があります。深岩の持つ柔らかな雰囲気と、玄武の持つ重厚感が絶妙にマッチし、落ち着きがありながらも存在感のある、高級感あふれる外観を演出します。軒天に木目調を取り入れると、さらに温かみが加わり素敵ですよ。
これらのように、アクセントカラーをどこに、どのくらいの割合で使うかによっても印象は大きく変わりますので、色々な実例を参考にしながら検討してみてくださいね。
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ヘーベルハウスの深岩を活かす外壁選びのコツ

- 人気の外壁色の種類とカラーラインナップ
- 外壁色で価格は変わる?塗装費用について
- 2025年登場の外壁新色もチェック
- 後悔しないための外壁シミュレーション活用法
- ヘーベルハウスの深岩で理想の外観を実現
人気の外壁色の種類とカラーラインナップ

深岩以外にも、ヘーベルハウスには魅力的な外壁色がたくさんあります。他の色を知ることで、改めて深岩の良さを再確認したり、あるいは新たな候補が見つかったりするかもしれません。
ヘーベルハウスの外壁色は、大きく分けてホワイト系、グレー系、ダーク系、ブラウン系の4つの系統があり、合計で17種類以上の豊富なラインナップが用意されています。(2021年時点)
その中でも、特に人気が高い代表的な色をご紹介します。
- 玄武(げんぶ): 深岩と並んで非常に人気の高い、黒系のフラッグシップカラーです。重厚でモダンな印象が強く、”玄武族”というハッシュタグが生まれるほどファンが多い色です。
- メテオブルー: 上品な濃紺色で、特にツートンカラーのアクセントとして絶大な人気を誇ります。
- 輝白(きはく): 深岩よりもさらに明るく、純粋な白に近い色です。清潔感があり、スッキリとした印象を与えます。
- 石白(いしじろ): 深岩よりも少し落ち着いた、柔らかなオフホワイト系の色です。「深岩は少し明るすぎるかも」と感じる方に選ばれることが多いようです。
これらの色と深岩を比較検討することで、ご自身が本当に求める外観のイメージが、より明確になっていくはずです。
外壁色で価格は変わる?塗装費用について

新築時に外壁の色を選ぶ際、どの色を選んでも基本的な価格が変わることはありません。ただし、将来的なメンテナンス、つまり「塗り替え」の時期や費用は、選んだ塗料のグレードによって大きく変わってきます。
ヘーベルハウスの純正塗料には、主に2つのグレードがあります。
- グランロック: 高耐候のアクリルシリコーン樹脂を主原料とした標準的な塗料です。期待耐久年数は10年~15年ほどです。
- イベリアン: グランロックと同じ主成分ですが、3層構造で塗装される、よりハイグレードな塗料です。期待耐久年数は20年~25年と非常に長持ちします。
塗り替えの際には、足場の設置費用なども含めて100万円前後の費用がかかることもあります。イベリアンのような長持ちする塗料を最初に選んでおくことは、長期的に見るとメンテナンスコストを抑えることに繋がるんですね。
このように言うと、初期費用と将来のコスト、どちらを重視するかを考えることが大切です。
2025年登場の外壁新色もチェック

ヘーベルハウスは、常に新しいデザインや技術を取り入れ、進化を続けています。2025年1月には、都市の邸宅をコンセプトにした新商品「FREX asgard(フレックス アスガルド)」と共に、新しい外壁デザインと吹付色が発表されました。
新外壁デザイン「ランダムバーチカル」
これは、自然界の岩などが柱状に連なって見える「柱状節理」をモチーフにした、ランダムな縦目地のデザインです。建物をより伸びやかに、そしてシームレスな一体感のある大壁面に見せてくれる、とてもダイナミックなデザインなんですよ。
新外壁吹付色「レニウムブラック」
そして、この新しいデザインに合わせて登場したのが「レニウムブラック」です。これは、従来の「玄武」よりもさらに明度を抑えた、より黒く見えるマットな質感が特徴の新色です。力強く、壮麗な印象を与えるこの色は、今後のダーク系カラーの新しいスタンダードになるかもしれません。
このように、常に新しい選択肢が登場することも、ヘーベルハウスの魅力の一つですね。
後悔しないための外壁シミュレーション活用法

外壁は、家の印象を決定づける最も重要な要素だからこそ、絶対に後悔したくないですよね。イメージ通りの外観を実現するために、ぜひ活用したいのがシミュレーションです。
デジタルでのシミュレーション
契約後には、「Hebelhaus est」という施主専用のサイトで、色の組み合わせをシミュレーションすることができます。様々な目地と色の組み合わせをCGで確認できるので、まずはここでおおまかなイメージを固めていくのが良いでしょう。
「外壁ツアー」で実物を確認する
ただし、モニターや印刷物で見る色と、実際の太陽光の下で見る色は、どうしても印象が異なります。
そこで、ぜひ行っていただきたいのが、設計担当者さんにお願いして、希望する色や目地で建てられた実際の家のリストをもらい、見学にいく「外壁ツアー」です。ある施主さんは、最初は深岩を検討していましたが、実際に見て「少し明るすぎる」と感じ、より落ち着いた石白に変更して満足のいく結果を得られたそうです。
手間はかかりますが、このひと手間が後悔しないための最も確実な方法と言えるでしょう。
ヘーベルハウスの深岩で理想の外観を実現
- 深岩は高級感と上品な佇まいで人気の高い外壁色
- 光の当たり方で白やライトグレーに見え表情が豊か
- 黒い粒子が混ざることで自然な風合いを演出する
- メリットはデザイン性の高さとどんな家にも合う普遍性
- デメリットは白系ゆえの将来的な汚れへの懸念
- 汚れ対策には光触媒コーティング「デュラ光」が有効
- 人気の目地は重厚感のある「G目地」や上品な「PJ目地」
- 目地の種類によって10万円以上の価格差が出ることもある
- 深岩とメテオブルーのツートンは人気の組み合わせ
- 玄武との組み合わせで落ち着きと存在感を両立できる
- 深岩以外の人気色には玄武、輝白、石白などがある
- 将来の塗り替え費用は塗料のグレードで大きく変わる
- デジタルでのシミュレーションで大まかなイメージを掴む
- 最終判断は実物を見て決める「外壁ツアー」が最も確実
- これらの情報を基にご自身の理想に合うか検討することが大切
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