「セキスイハイムで家を建てるなら、できれば700万円くらい値引きしてもらえたら…」なんて、大きな期待を抱いていませんか。高額な買い物だからこそ、少しでもお得に契約したい気持ち、とってもよく分かります。
もしかしたら、「1000万円引きも夢じゃないって本当?」「そもそも値引きのタイミングはいつがベストなの?」といった疑問や、決算キャンペーンや値引き交渉に必須の相見積もりについて調べているかもしれませんね。
また、紹介割引やモニター価格といった特別な制度、さらには公務員割引や社員割引の存在も気になるところだと思います。特に、値引きされやすいと言われる建売住宅の購入を考えているなら、その値引きの限界がどこにあるのか、知っておきたいですよね。
この記事では、そんなあなたのたくさんの疑問に一つひとつお答えしていきます。セキスイハイムとの値引き交渉を成功させるための具体的な方法から、注意すべきポイントまで、分かりやすく解説しますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
- セキスイハイムで高額値引きが可能なのかという現実
- 値引き率を高めるための具体的な交渉テクニック
- 決算期やキャンペーンなど、値引き交渉に最適な時期
- 紹介割引やモニターなど、知っておくと得する割引制度

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セキスイハイムの値引きで700万は実現可能か?


- 1000万円引きの口コミは本当?
- 建売住宅の値引きの限界はどこまで?
- 最も効果的な値引きのタイミング
- 狙い目は決算キャンペーン期間
- 値引き交渉に必須の相見積もり
1000万円引きの口コミは本当?


インターネット上では「セキスイハイムで1000万円の値引きに成功した」という驚くような口コミを見かけることがありますよね。これを見ると、「もしかしたら自分も…」と期待が膨らむかもしれません。
では、このような高額な値引きは本当に可能なのでしょうか。 率直に言って、1000万円という金額は極めて稀なレアケースだと考えるのが現実的です。
その理由は、値引き額は「本体価格×値引き率」で決まるため、1000万円もの値引きが実現するということは、そもそも本体価格が非常に高額な邸宅であったり、複数のキャンペーンや特殊な条件が奇跡的に重なったりした場合に限られるからです。
例えば、坪単価の高いハイグレードな仕様で建てた大きな家や、高額なオプション設備を多数採用した場合、値引きの総額は大きくなる傾向にあります。しかし、一般的な規模の住宅で、いきなり1000万円の値引きを目指すのは少し難しいかもしれませんね。
大切なのは、値引きの「総額」だけに惑わされないことです。それよりも、本体価格に対する「値引き率」が平均的な範囲(5%~10%程度)に収まっているかどうかに注目するのが、健全な交渉の第一歩と言えます。
建売住宅の値引きの限界はどこまで?


注文住宅と並行して、セキスイハイムの建売住宅(分譲住宅)を検討している方もいるかもしれませんね。建売住宅は、注文住宅とは値引きの考え方が少し異なります。
建売住宅の値引き額は、主に「新築からの経過時間」によって大きく変動するのが特徴です。 シンプルに言うと、完成してから長期間売れ残ってしまった物件ほど、値引き額は大きくなる傾向があります。
完成直後の新しい物件は、そもそも値引きを前提としない価格設定になっていることが多いため、大幅な値引きはあまり期待できません。
しかし、完成から半年、一年と時間が経過するにつれて、住宅の市場価値は少しずつ下がっていきます。このため、ハウスメーカー側も早く販売するために、値引きに応じてくれる可能性が高まるのです。
ただ、ここで一つ注意点があります。長期間売れ残ってしまった物件は、価格が魅力的であっても、なぜ売れ残ったのかを冷静に考える必要があります。立地や間取りなど、多くの人にとって魅力的ではなかった、つまり市場価値が低いと判断された家である可能性も否定できません。
将来的に売却する可能性が少しでもあるなら、資産価値の観点からは慎重になった方が良いかもしれません。もちろん、「自分にとっては最高の条件で、絶対に手放さない」と心に決めたのであれば、これほどお得な買い物はないでしょう。
最も効果的な値引きのタイミング


値引き交渉を成功させる上で、最も大切と言っても過言ではないのが「タイミング」です。闇雲に「安くしてください」とお願いするよりも、相手が値引きを検討しやすい時期を狙うことで、交渉を有利に進めることができます。
では、そのベストなタイミングはいつなのでしょうか。 主に、ハウスメーカーの「決算期」や、契約を決める「最終段階」が挙げられます。
契約の最終段階
営業担当者との打ち合わせを重ね、プランや見積もりがほぼ固まった契約直前のタイミングは、値引き交渉の絶好の機会です。この段階では、営業担当者も「なんとか契約に結びつけたい」という気持ちが強くなっています。
ここで他社の見積もりなどを材料に交渉を持ちかけることで、「この条件をクリアできれば契約します」という強い意志を示すことができ、担当者も上司や支店長に掛け合ってくれる可能性が高まります。
ハウスメーカーの決算期
企業の決算期は、一年間の売上目標を達成するために、通常よりも積極的な販売戦略が取られる時期です。これはセキスイハイムも例外ではありません。営業担当者や支店は、目標達成のために少しでも多くの契約を必要としており、そのために特別な値引き枠が用意されることがあるのです。
この時期を狙って交渉することで、普段よりも大きな値引きを引き出せる可能性が高まります。
狙い目は決算キャンペーン期間


前述の通り、値引き交渉において決算期は最大のチャンスです。セキスイハイムでは、この決算期に合わせて特別なキャンペーンが開催されることが多く、これを活用しない手はありません。
セキスイハイムの決算期は、本決算が3月、半期決算が9月です。 したがって、この月やその直前の1~2ヶ月間は、営業担当者が販売目標を強く意識する時期。このタイミングで商談を進め、契約の意思を伝えることで、決算キャンペーンによる特別な値引きを受けやすくなります。
また、セキスイハイムは全国に地域ごとの販売会社があり、それぞれの会社で独自の決算期(例えば7月や12月など)を設けている場合もあります。担当の営業担当者に、支店や販売会社のキャンペーン時期についてさりげなく尋ねてみるのも一つの手ですね。
ただし、注意したいのは、決算期だからといって焦って契約を決めてしまうことです。家づくりは一生に一度の大きな買い物。もしプランや仕様に少しでも迷いがあるなら、次の決算期まで待つ勇気も大切です。あくまで自分たちのペースを保ちながら、お得なタイミングを賢く利用しましょう。
値引き交渉に必須の相見積もり


セキスイハイムから少しでも良い条件を引き出すために、絶対に欠かせないのが「相見積もり」です。相見積もりとは、複数のハウスメーカーから同じような条件で見積もりを取り、比較検討することを指します。
なぜ相見積もりが必要かというと、競合他社の存在を意識させることで、セキスイハイムの営業担当者に「他社に取られるくらいなら、値引きをしてでも契約してほしい」と思わせることができるからです。
「実は、セキスイハイムさんが第一候補なのですが、積水ハウスさんやダイワハウスさんの提案とも迷っていて…」といった形で、他社も検討していることを正直に伝えるのです。
このとき、ただ口頭で伝えるだけでなく、実際に他社から取得した見積書を提示できると、交渉の説得力が格段に増します。
相見積もりを取る際のポイント
相見積もりを依頼するハウスメーカーは、セキスイハイムと同等の品質や価格帯の会社を選ぶのが効果的です。例えば、積水ハウス、ダイワハウス、住友林業、パナソニックホームズといった大手ハウスメーカーが比較対象として挙げられます。
全く価格帯の違うローコスト住宅メーカーの見積もりを提示しても、「品質が違うので比較になりません」と一蹴されてしまう可能性があるため、注意が必要です。
複数のハウスメーカーと打ち合わせをするのは時間も労力もかかりますが、この一手間が最終的に数百万円もの差を生むこともあります。後悔しない家づくりのために、必ず相見積もりを取得するようにしましょう。



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- オーナーからの紹介割引を利用する
- モニター価格で建てるという選択肢
- 対象者限定の公務員割引とは
- 関係者向けの社員割引について
- 値引きされやすい建売物件の特徴
オーナーからの紹介割引を利用する


セキスイハイムには、すでに家を建てたオーナーからの紹介によって特典が受けられる「紹介割引制度」があります。もしあなたの知人や親戚にセキスイハイムのオーナーがいる場合、この制度を使わない手はありません。
紹介割引の内容は、地域や時期によって多少異なる場合がありますが、一般的には「本体価格から3%程度の割引」が適用されることが多いようです。
「たった3%?」と思うかもしれませんが、仮に本体価格が4000万円の家であれば、120万円もの大きな値引きになります。これは決して小さな金額ではありませんよね。
紹介割引を利用する際の最重要注意点
この制度を利用する上で、絶対に知っておかなければならないことがあります。それは、「展示場への初回来場や資料請求をする前に、オーナーから紹介してもらう必要がある」ということです。
一度、住宅展示場を訪れてアンケートに名前を書いてしまったり、インターネットで資料請求をして担当の営業担当者が決まってしまったりすると、後から紹介制度を利用することは基本的にできません。
セキスイハイムを検討し始めたら、まずは身の回りにオーナーがいないかを探し、いる場合は最初の一歩を踏み出す前に声をかけてもらうようにしましょう。
モニター価格で建てるという選択肢


セキスイハイムでは、「モニターハウス」として家を建てることで、特別な価格提供を受けられるキャンペーンが実施されることがあります。
モニターハウスとは、完成した家を一定期間、他のお客様への見学会場として提供したり、広告物(カタログやウェブサイトなど)に掲載するための写真撮影に協力したりすることを条件に、建物価格の割引や設備のグレードアップなどの特典が受けられる制度です。
過去には、太陽光発電システムや蓄電池といった高額な設備が特典として付与されるキャンペーンもありました。例えば、「建替えモニター募集」として、太陽光パネルや蓄電池の設置費用として上限150万円分を値引きするという内容のキャンペーンが東北エリアで実施された実績があります。
モニターハウスのメリットとデメリット
最大のメリットは、やはり価格面での大きな優遇を受けられることでしょう。
一方で、デメリットも理解しておく必要があります。見学会の開催中は、不特定多数の人が自宅に出入りすることになりますし、プライバシーの観点から間取りなどを多くの人に知られることになります。
また、キャンペーンによっては、仕様や間取りにある程度の制約が設けられている場合もあります。
これらのメリット・デメリットを十分に理解し、ご家族ともよく相談した上で、自分たちのライフスタイルに合っているかどうかを判断することが大切ですね。
対象者限定の公務員割引とは


セキスイハイムでは、特定の職業の方を対象とした割引制度が用意されていることがあります。その中の一つが「公務員割引」です。
これは、国家公務員共済組合連合会(KKR)と提携している企業が、その組合員に対して優待サービスを提供するもので、セキスイハイム(積水化学工業)も協定住宅会社の一つとして名を連ねています。
もしあなたが国家公務員でKKRの組合員であれば、この制度を利用することで、特別な割引を受けられる可能性があります。
割引の内容や適用条件は、契約時期や地域によって変動する可能性があるため、一概には言えませんが、利用できる制度は最大限に活用したいですよね。
対象となる方は、商談の早い段階で営業担当者に「KKRの組合員なのですが、何か特典はありますか?」と確認してみることをお勧めします。こちらも紹介制度と同様に、契約後には適用できないことがほとんどですので、必ず契約前に申し出るようにしてください。
関係者向けの社員割引について


公務員割引と同様に、対象者が限定される制度として「社員割引」があります。これは、セキスイハイムやそのグループ企業の社員、あるいはその家族が家を建てる際に適用される割引制度です。
割引率については、社内規定によるため公にはなっていませんが、一般的には他のどの割引制度よりも優遇されることが多いと考えられます。
もし、ご自身の家族や親しい親戚にセキスイハイムグループの関係者がいる場合は、家づくりの計画を打ち明けて、社員割引の利用が可能かどうか相談してみると良いでしょう。
この制度も、家づくりの初期段階で利用の可否を確認し、手続きを進める必要があります。関係者の方がいる場合は、大きなメリットになる可能性を秘めた制度と言えますね。
値引きされやすい建売物件の特徴


前述の通り、建売住宅は完成からの経過時間が長いほど値引きされやすい傾向にありますが、それ以外にも値引き交渉がしやすい物件にはいくつかの特徴があります。
決算期に重なる物件
これは注文住宅と同じですが、ハウスメーカーの決算期(3月や9月など)が近づくと、会社としては在庫である建売住宅を少しでも減らしたいと考えます。このため、普段よりも値引き交渉に応じてもらいやすくなるのです。
長期間販売されている物件
シンプルに、市場に出てから時間が経っている物件です。なぜ売れ残っているのか、その理由は慎重に分析する必要がありますが、価格交渉の余地は大きくなります。
最後の1棟となっている分譲地
複数の区画が同時に販売された分譲地で、最後の1棟だけが残っている場合も狙い目です。販売会社としては、そのプロジェクトを早く完了させて次の事業に移りたいため、最後の1棟を売り切るために価格交渉に柔軟に応じてくれることがあります。
これらの特徴に当てはまる物件を見つけた場合は、積極的に価格交渉を持ちかけてみる価値は十分にあります。ただし、価格だけに目を奪われず、その物件が本当に自分たちのライフスタイルに合っているか、長期的に見て後悔しないかを冷静に判断することが何よりも大切ですよ。
セキスイハイムで値引き700万を狙う交渉術
ここまで様々な値引きの方法について解説してきましたが、セキスイハイムで700万円という大きな値引きを目指すには、これらのテクニックを戦略的に組み合わせることが鍵となります。最後に、そのための交渉術をまとめます。
- まずは相見積もりで市場価格と自らの立ち位置を把握する
- 決算期やキャンペーンのタイミングを正確に狙って商談を開始する
- 早い段階で紹介制度やモニター制度など、利用可能な割引制度を確認しておく
- 交渉の初期段階では実際の予算より少し低めの金額を伝える
- プランが固まった契約直前の最終段階で、集めた全ての材料を元に交渉する
- 「この条件さえクリアできれば契約します」という強い意志を伝える
- 単純な値引きだけでなく、オプションのサービスなども含めて交渉する
- 高圧的な態度は避け、営業担当者との信頼関係を大切にする
- 値引き額だけに固執せず、最終的な総額と満足度で判断する
- 700万円はレアケースと理解しつつ、目標に近づける努力をする
- 建売の場合は、売れ残り物件や分譲地の最後の1棟を狙う
- 公務員や社員など、特別な割引制度の対象かを確認する
- 焦って契約せず、納得いかない場合は次のチャンスを待つ勇気を持つ
- 営業担当者に「契約したい本気度」を伝えることが重要
- 値引き交渉は、家づくりという共同作業の始まりだと心得る
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