一条工務店なら網戸はいらないと思ったら後悔!勝手口に必要かの判断基準

一条工務店で家を建てるとき、網戸をつけるかどうかは意外と悩むポイントです。

「網戸はいらないのでは？」と考える方もいれば、「後でロール網戸を後付けすればいい」と考える方もいるでしょう。

しかし、実際に住み始めてから「つけておけばよかった」と後悔するケースも少なくありません。

この記事では、一条工務店で選べる網戸の種類やロールタイプの特徴、後付けの価格相場、ホームセンター製品との違い、勝手口に網戸は必要かどうかなどを詳しく解説します。

また、網戸が外れる原因や修理方法、リコール事例の有無についても紹介しますので、これから家づくりをする方や検討中の方はぜひ参考にしてください。

項目	内容
網戸は必要か	風通し・換気・虫除けのために必要。住んでから後悔するケースも多い
ロール網戸の特徴	収納性に優れ見た目もすっきり。ただし構造が繊細で壊れやすい
スライド網戸との違い	耐久性が高く操作が簡単。子どもやペットがいる家庭におすすめ
後付けの価格相場	1枚5,000～15,000円、工事費用は1箇所1～2万円程度
ホームセンター製との違い	安価だがサイズが合わず密閉性に欠ける場合がある
純正網戸のメリット	見た目の統一感があり、気密性・遮熱性も高い
勝手口に網戸は必要か	風通しや防犯性、使用頻度に応じて検討が必要
網戸の種類	スライド式、ロール式、固定式、ペット用など多様
網戸が外れる原因	経年劣化や施工ミス、強風や誤使用が主な原因
修理は可能か	修理可能だが内容によっては部品交換や専門対応が必要
リコール事例	大規模なリコールはないが個別対応の実績あり
取り付けタイミング	建築時に設置する方が後付けよりもコスト面で有利

一条工務店 網戸の後悔しない選び方

• 網戸はいらない？住んでわかる真実
• ロール網戸のメリットと注意点
• 網戸の後付け価格と工事費用
• 勝手口に網戸は必要？判断基準とは
• 網戸の種類とおすすめの選び方
• ホームセンター品との違いとは？

網戸はいらない？住んでわかる真実

言ってしまえば、網戸は最初から必要ないと思っていた方でも、実際に住み始めるとその考えがガラッと変わるケースは意外と多いです。なぜなら、家の中で快適に過ごすうえで「風通し」はとても大切な要素だからです。

例えば、春や秋の過ごしやすい季節には、エアコンを使わずに自然の風で換気したくなる日が増えます。そんなとき、網戸がないと窓を開けることに躊躇してしまいます。というのも、虫が入ってきてしまったり、風でゴミが舞い込んだりと、快適とは言いがたい状況になるからです。

また、料理中にキッチンの空気を逃したいときや、梅雨時期に室内の湿気を逃したいと感じる瞬間もあります。換気扇では追いつかないほど、空気を入れ替えたい場面が出てくるのです。

こうして考えると、家を建てるときに「網戸はいらない」と決めつけてしまうのは早計かもしれません。とくに自然の風を活かした暮らしを考えている方には、網戸があることで快適さが格段に変わります。

このように考えると、「網戸はなくてもいい」と判断する前に、自分たちの生活スタイルや四季折々の過ごし方をしっかりイメージしてみることが大切です。

ロール網戸のメリットと注意点

このため、使わないときにスッと収納できるロール網戸は、見た目も機能性も非常に優れています。窓まわりをすっきりさせたい方には特におすすめで、掃除もしやすく、インテリアの邪魔にならないというメリットがあります。

さらに、通常のスライド式網戸と比べて、ロール網戸は使わないときには巻き取って隠せるため、窓の開閉時に網戸が邪魔になりにくい構造です。とくに、景観を大切にしたいリビングや、インテリアにこだわりのある方には嬉しいポイントでしょう。

ただし、その便利さの裏には注意点もあります。ロール網戸はバネや巻き取り機構など、繊細なパーツを使っているため、衝撃に弱い面があります。特に、小さなお子さんが勢いよく引っ張ったり、無理な角度で操作したりすると、内部の構造が破損するリスクがあります。

また、万が一壊れてしまった場合、部品の交換や修理には時間とコストがかかります。メーカー対応となることが多く、すぐに自力で直すというわけにはいきません。

このため、ロール網戸を導入する際には、家族構成や使用頻度をしっかり考えることが大切です。私個人の意見としては、小さな子どもやペットがいる家庭では、耐久性の高いスライドタイプも選択肢に入れて比較するのが良いと思います。便利なぶん繊細な一面があるロール網戸ですが、上手に使えばとても快適なアイテムになることは間違いありません。

網戸の後付け価格と工事費用

実際に後付けする場合、価格は1枚あたりおよそ5,000円から15,000円が相場とされています。これは網戸のタイプやサイズ、素材の違いによって幅があります。また、後付けである以上、網戸を設置するための枠の加工や取り付け作業が必要になるため、追加で工事費用がかかるのが一般的です。

この工事費用は設置場所や地域にもよりますが、1か所あたり1万円から2万円ほどになることもあります。網戸の枚数が増えれば当然その分コストもかさむため、予算に余裕を持って考えておくと安心です。

例えば、一条工務店に直接依頼して後付け網戸を設置してもらう場合、純正品を使用するため窓枠との相性が良く、フィット感やデザイン面でも統一感が出ます。見た目もスマートで、すき間なく取り付けられるので、虫の侵入や外気の漏れといった問題も起こりにくいでしょう。

一方で、費用をなるべく抑えたいと考えてホームセンターなどで汎用品を購入するケースもあります。確かに価格は安く済むことが多いのですが、既製品ゆえにサイズが微妙に合わない場合もあり、しっかりと密閉できずにすき間風や虫の侵入の原因となることも少なくありません。

また、DIYで取り付ける場合には、工具や技術が必要になりますし、取り付けに失敗してしまうと、結局プロに頼む二度手間になることもあります。こうした手間や不安を考えると、少し費用がかかっても専門業者に依頼する方が安心できるという意見も多く見られます。

これらの理由から、後付けを検討する際には「最初から設置しておけばよかった」と後悔する人が意外と多いのです。そのため、家を建てる段階で、使用頻度の高い窓だけでもあらかじめ網戸を設置しておくと、最終的にはコストパフォーマンスが良くなることが多いといえるでしょう。

勝手口に網戸は必要？判断基準とは

ここでは、勝手口に網戸をつけるべきかどうかの判断ポイントを紹介します。まず考えたいのは、風通しをどれだけ重視するかという点です。特にキッチンの近くに勝手口がある場合、料理中の匂いや熱気を外に逃がすためにドアを開けたくなることが多いです。このとき、網戸があると虫の侵入を防ぎながら快適に換気ができます。

さらに、地域によっては虫の多さが気になるケースもあります。住宅街であっても緑が多い場所や水辺が近いと、春から秋にかけて蚊やハエが入りやすくなります。そんなとき、網戸の存在は欠かせません。

また、防犯面も非常に重要な要素です。勝手口は玄関と比べて人目につきにくく、死角になりやすい場所でもあります。窓のように開け放って使用する予定がある場合には、通常の網戸ではなく、鍵付きのものや破れにくい丈夫な素材の網戸を選ぶことで安心感が増します。

それに加えて、勝手口がゴミ出しや庭への出入りなど日常的に使われる動線にあるかどうかもポイントです。頻繁に使う場所であれば、網戸の開閉のしやすさや掃除のしやすさも考慮しておくと、長く快適に使い続けられます。

つまり、勝手口の使用頻度や用途、そして住環境の条件によって、網戸の必要性は大きく異なってきます。設置するかどうか悩んでいる場合は、将来のライフスタイルの変化も見据えたうえで検討すると良いでしょう。

網戸の種類とおすすめの選び方

網戸には、スライドタイプ・ロールタイプ・固定式など複数の種類が存在します。それぞれの網戸には特徴があり、使い方や生活スタイルによって適した種類が異なります。そのため、単純に見た目や価格だけで選んでしまうと、使いにくさを感じたり、メンテナンスに手間取ったりする可能性もあります。

例えば、開き窓に多く使われるのはロール網戸です。これは、使わないときに巻き取って収納できるため、見た目がすっきりし、掃除の手間も少なくなります。ただし、ロール網戸は構造が繊細なので、耐久性や修理のしやすさではやや劣る部分もあります。

一方、引き違い窓にはスライド式の網戸が最も一般的です。レールの上をスライドさせて開閉するため操作も簡単で、交換や張り替えもしやすいのが特徴です。長く使うことを考えると、メンテナンスのしやすさは大きな利点となるでしょう。

固定式網戸は、あまり開け閉めしない窓や高所に取り付けるのに向いています。設置後は動かす必要がないため、シンプルでトラブルが少なく、コストも比較的安価です。ただし、使用する窓のタイプや場所によっては不便に感じることもあるかもしれません。

また、最近ではペットと暮らす家庭に向けた「ペット用網戸」も注目されています。爪で破れにくい特殊なメッシュ素材を使っており、猫や犬が網戸を引っかいても安心です。特に室内外を自由に行き来するペットがいる家庭にはおすすめです。

こうした選択をする際には、まず自宅の窓の種類を正確に把握することが大切です。次に、どのくらい頻繁に開閉するのか、掃除のしやすさや見た目、予算などを含めて総合的に比較しましょう。家族構成やライフスタイルを考慮して、自分たちの暮らしにぴったり合う網戸を選ぶことが、後悔しないための一番の近道です。

ホームセンター品との違いとは？

一方で、「できるだけ安く済ませたい」と考えてホームセンターで網戸を購入する人も多く見られます。たしかに初期費用を抑えるには有効な手段のように感じられるかもしれません。しかし、その選択にはいくつか注意すべき点があります。

まず、ホームセンターの網戸は一般的な窓サイズに合わせた既製品が多く、カスタマイズ性はあまり高くありません。そのため、自宅の窓と寸法がぴったり合わないことがあり、微妙な隙間ができてしまうリスクがあります。こうした隙間からは虫が入りやすくなるだけでなく、風や雨の侵入にもつながる可能性があります。

また、取り付けに関しても注意が必要です。DIYでの取り付けは一見簡単そうに見えても、正確に取り付けないとスライドがスムーズに動かなかったり、外れやすくなったりします。結果的に、最初は安く済んでも、使い勝手や耐久性で後悔するケースもあります。

さらに、一条工務店の窓サッシは他社と異なる独自の構造やサイズが採用されていることが多いため、市販品の網戸がきちんとフィットしないという問題が発生することがあります。その場合、取り付け後に浮いて見えたり、デザイン面でも統一感が損なわれたりと、住まい全体の美観にも影響を与えかねません。

機能面でも差が出ることがあります。純正の網戸は気密性や遮熱性などを考慮して設計されているため、単なる虫よけにとどまらず、快適な住環境づくりにも貢献します。これに対して、安価な市販品ではそういった性能までは備わっていないことが一般的です。

このようなリスクを避けたいと考える方には、最初から一条工務店が用意している純正の網戸を選ぶことをおすすめします。価格面では若干の差があるかもしれませんが、長期的な安心感や満足度、メンテナンス対応のしやすさを含めて考えると、むしろコストパフォーマンスに優れているといえるでしょう。

一条工務店 網戸の価格・不具合対応

• 一条工務店の網戸価格の目安
• 網戸が外れる原因と対策方法
• ロール網戸の修理は可能？費用は？
• 網戸にリコールはあるのか？
• 網戸で後悔しないためのチェックリスト

一条工務店の網戸価格の目安

一条工務店で網戸をオプションとして追加する場合、標準的なサイズであれば1枚あたりおよそ5,000円～10,000円が目安となります。ただし、ロールタイプやサイズの大きい窓、特注のデザインになると、その価格は1枚で12,000円以上かかることもあります。特にリビングや吹き抜け窓など、大きくて目立つ場所に取り付ける網戸は高額になる傾向があります。

これらの価格には、網戸そのものの費用だけでなく、設置作業費や色味・素材の統一性を確保するための特別な調整も含まれています。例えば、網戸のフレームカラーを窓サッシに合わせたり、窓枠にピッタリと収まるようにカスタマイズすることで、家全体の見た目に統一感が生まれます。

一方で、家全体に網戸を設置する場合、その数が10枚を超えると、総額で10万円～15万円ほどかかることも十分にあり得ます。窓の数や種類によっては、さらに費用がかかるケースもありますので、予算計画の中で早めに見積もりを取ることが重要です。

このように、網戸は意外と見落としがちな費用項目ではありますが、日常生活の快適さや安全性にも関わるため、軽視できません。家づくりの段階でしっかりと検討し、必要な場所に優先的に取り付けることで、費用対効果の高い選択ができるようになります。

そのため、単純に「価格が高いか安いか」だけで判断するのではなく、「どの窓に必要か」「どの種類が適しているか」「予算と見た目のバランスをどう取るか」といった点を総合的に考えることがとても大切です。

網戸が外れる原因と対策方法

もし、網戸が外れてしまった場合、その原因の多くは取り付け不良、経年劣化、または強い風などの外的要因です。特に新築やリフォーム後の初期段階で見られる取り付け不良は、施工時のわずかなズレが原因で時間の経過とともに外れやすくなることがあります。

例えば、ロール網戸の場合は内部のバネが徐々に緩んでしまうことで、巻き取りが不安定になり、網戸が固定されず自然に外れることもあります。また、スライド網戸の場合は、レールの摩耗やほこりの蓄積によってスムーズな動きが妨げられ、結果としてレールから網戸が外れやすくなることがあります。

これらのトラブルを防ぐには、定期的にレール部分を掃除し、動きに違和感がある場合は早めに注油や調整を行うことがポイントです。また、設置から数年経っている場合は、ネジや固定金具の緩みがないかもチェックしましょう。

特に小さなお子さんがいる家庭では注意が必要です。子どもが遊び感覚で網戸を開け閉めしたり、体重をかけたりすると、思いがけず破損してしまうことがあります。網戸の扱い方について、子どもにも簡単に教えておくことで、長く安全に使い続けることができます。

さらに、風が強い地域にお住まいの場合は、風にあおられて外れないような構造やロック機能があるタイプの網戸を選ぶと安心です。台風などの気象条件が厳しい時期は、事前に取り外すなどの対策も検討しましょう。

このように、網戸が外れる原因はさまざまですが、日常のちょっとした工夫と意識で、トラブルの多くは防ぐことができます。

ロール網戸の修理は可能？費用は？

ロール網戸が壊れてしまった場合、修理は基本的に可能です。ただし、その修理内容や対応方法は状況によって異なります。特にロール網戸はバネ機構や巻き取り装置などの精密なパーツが内蔵されているため、単純な交換や調整だけでは直らないケースもあります。

部品の取り寄せが必要になることが多く、その際にはメーカー指定のパーツが必要になるため、対応可能な業者も限られてくることがあります。ロール網戸が収納されるケース部分が破損していたり、巻き取りスプリングが緩んでいたりすると、素人では手に負えない修理になることもあるため注意が必要です。

費用に関しては、不具合の内容により大きく変動します。軽度の修理、例えば巻き取りの不具合や簡単な部品交換であれば、5,000円前後で済むことが多いです。しかし、ユニットごとの交換や内部機構の全体修理になると、1万円から2万円、場合によってはそれ以上かかることもあります。

また、出張費や点検費が別途加算される場合もあるため、事前に見積もりを取っておくと安心です。中には、保証期間内であれば無償修理が受けられることもあるので、購入時の保証書や施工記録を確認しておくとスムーズです。

こうしたことから、修理を依頼する前には、まず網戸が保証期間内にあるかを確認し、どこに不具合があるのかをできるだけ正確に把握しておきましょう。そして、可能であれば一条工務店や正規代理店に相談して、正しい対応を案内してもらうのがもっとも確実です。

網戸にリコールはあるのか？

これまでの情報から言うと、一条工務店の網戸に関して、大規模なリコールは確認されていません。つまり、メーカーとして全戸対象に無償での交換や修理を行うような事例は今のところ報告されていないということです。

ただし、だからといってすべての製品に不具合がないとは限りません。実際には、個別の案件として特定の窓や網戸に初期不良や経年劣化による不具合が生じることはあります。このような場合でも、適切に対応してもらえるケースがほとんどです。

対応をスムーズに進めるためには、施工時の記録や網戸の型番などの情報を手元に用意しておくと安心です。特に、一条工務店で建築した家の場合は、引き渡し時に受け取った仕様書やオプション明細書に該当する網戸の情報が記載されていることがあります。

問題が発生した際には、慌てることなく営業担当やアフターサポート、または一条工務店のカスタマーサービスに連絡を入れて状況を詳しく説明しましょう。多くの場合、点検や対応のスケジュールを柔軟に調整してくれます。

網戸は外部との接点が多い設備ですので、日常的な使用によってトラブルが起きることもありますが、早期の相談と対応で多くの問題は解決可能です。

網戸で後悔しないためのチェックリスト

ここからは、網戸選びで後悔しないためのポイントを簡単にまとめておきます。

1. 窓の数と位置を把握する
2. 使用頻度を考える（春秋に風を通す？）
3. 子どもの安全やペット対策が必要か
4. 網戸の種類と価格を比較する
5. メンテナンスや修理しやすさもチェック

このような視点で計画すれば、後悔のない選択がしやすくなります。

一条工務店 網戸を選ぶ際の総まとめ

• 網戸なしで暮らすと風通しが悪く不快になりがち
• 季節の変わり目には自然換気が重要となる
• ロール網戸は使わないときにすっきり収納できる
• ロール網戸は構造が繊細で破損リスクがある
• 子どもやペットがいる家庭はスライド網戸も検討すべき
• 網戸の後付けは1枚あたり5,000〜15,000円が目安
• 工事費は設置場所によって1〜2万円程度追加されることが多い
• 純正網戸は見た目の統一感とフィット感が高い
• ホームセンター製は安価だが寸法が合いにくく不具合が出やすい
• DIYでの取り付けは失敗リスクと手間が大きい
• 勝手口の網戸は風通し・防犯・使い勝手の観点で検討すべき
• 網戸の種類は窓の形状や使用頻度に応じて選ぶ必要がある
• ペット用網戸は耐久性が高くペットのいる家庭に向いている
• 純正網戸は気密性や遮熱性にも優れている
• 一条工務店の網戸に大規模なリコール事例はないが個別対応は可能