富士住建での家づくり、その充実した標準装備に心惹かれますよね。でも、何千万円もの大きな買い物だからこそ、「本当に富士住建でいいのかな…」「失敗や後悔はしたくないな」と感じるのは当然のことだと思います。
インターネットで情報を集めていると、良い評判もたくさんありますが、一方で施工トラブルや、まさかの欠陥住宅だったという声、冬は寒いといった気になる口コミも見かけませんか?中には、さまざまな理由から契約をやめたという人もいて、何か特別な、やばいルールがあるのではないかと不安になるかもしれません。
また、家族の安全を守る耐震等級は本当に安心できるレベルなのか、よく比較されるタマホームとの比較ではどうなのか、そしてそもそも、これだけ豪華なのに安い理由は一体何なのか、次から次へと疑問が湧いてくるのではないでしょうか。さらに、1000万円台で家を建てるデメリットは何か、といったローコスト住宅全般に関するリスクも気になるところです。
この記事では、そうしたあなたの不安や疑問を一つひとつ解消するために、実際に富士住建で家を建てた方や検討した方のリアルな口コミ、客観的な情報だけを基に、富士住建の本当の姿を徹底的に解説していきます。
- 富士住建で後悔しやすい具体的なポイント
- 実際に建てた人のリアルな評判と口コミ
- 他社比較で見える富士住建の本当の価値
- 契約後に後悔しないための最終チェック項目

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富士住建で後悔する人の口コミと評判


- 富士住建をやめた人のリアルな理由とは
- やばいと言われる富士住建ルールの実態
- 家が寒いという評判は断熱性能が原因か
- 実際の施工トラブルと対処法を解説
- 欠陥住宅を避けるためのチェック項目
- ネットでの評判とリアルな口コミの違い
富士住建をやめた人のリアルな理由とは


富士住建を検討したものの、最終的に契約をやめたという方々には、いくつかの共通した理由が見られます。決して住宅性能が低いからではなく、むしろ富士住建ならではのこだわりに、ご自身の理想の家づくりが合わなかった、というケースが多いようです。
主な理由として挙げられるのは、設計の自由度に関するものです。特に外観デザインにおいて、片流れ屋根や差し掛け屋根といったモダンなデザインを希望した際に、担当者から難色を示されたという声があります。
富士住建の施工例は、流行を追うというよりは、シンプルで飽きのこない定番のデザインが中心です。このため、個性的なデザインやおしゃれな外観を最優先に考えている方にとっては、希望が叶えにくく、他のハウスメーカーを選択する一因となっているみたいですね。
また、豪華な標準仕様が逆にネックになったという意見も少なくありません。例えば、1.5坪の広々としたお風呂は魅力の一つですが、コンパクトな家を希望する方にとってはオーバースペックに感じられます。その分、他の間取りが狭くなってしまうことを懸念して、契約を見送るケースがあるのです。
やばいと言われる富士住建ルールの実態


インターネット上で「やばい」とまで言われることがある富士住建の独自ルールですが、これは主に3つのポイントを指していることが多いです。これらを理解せずに話を進めると、後で「こんなはずではなかった」と後悔につながる可能性があります。
ルール1:お風呂の広さは1.5坪で固定
富士住建の最も特徴的なルールが、お風呂の広さを1.5坪から変更できない点です。これは、高品質なユニットバスをメーカーと年間契約し、大量に仕入れることでコストを下げているためです。しかし、家の広さや家族構成によっては「お風呂は1坪で十分なので、その分収納やリビングを広くしたい」と考える方もいらっしゃいます。このような個別の要望には応えられないため、間取りの自由度を重視する方には大きな制約と感じられるようです。
ルール2:標準仕様の減額は不可
「完全フル装備の家」が魅力の富士住建ですが、標準仕様に含まれる設備を「不要だから外して、その分安くしてほしい」ということは原則できません。例えば、浴室テレビや電動シャッター、太陽光パネルなどが不要だと感じても、それを外したことによる値引きは行われないのです。これも、パッケージとして大量発注することで価格を維持しているビジネスモデルに起因します。自分のこだわりが強く、不要な設備が多い方にとっては、割高に感じてしまうかもしれません。
ルール3:土地探し段階での手付金
他の多くのハウスメーカーと異なり、富士住建では土地探しを依頼する段階で50万円の手付金が必要になる場合があります。もちろん、この手付金は契約時に購入費用へ充当される前金ですが、契約前にまとまったお金が必要になる点に戸惑う方もいるようです。このシステムを知らずに相談に行くと、不信感につながることもあるみたいですね。
家が寒いという評判は断熱性能が原因か


「富士住建の家は寒い」という口コミを時折見かけることがあり、断熱性能に不安を感じる方もいらっしゃるかもしれません。
まず、富士住建の断熱性能ですが、国の基準でいうと「断熱等性能等級4」以上を標準としています。これは、かつての次世代省エネルギー基準に相当するレベルであり、決して低い性能ではありません。実際に家を建てた方のブログなどでは、「冬でも暖かく快適に過ごせている」「以前の住まいより光熱費が下がった」といった満足の声も多く見られます。
では、なぜ「寒い」という評判が出てくるのでしょうか。これにはいくつかの理由が考えられます。一つは、大きな窓や吹き抜けといった、開放感のある間取りを採用した場合です。窓は壁に比べて熱が逃げやすいため、大きな窓を多用すれば、その分寒さを感じやすくなる可能性があります。
また、個人の体感差も大きな要因です。これまで高断熱の住宅に住んでいた方や、寒がりの方が「思ったより寒い」と感じるケースも否定できません。富士住建の断熱性能が低いというよりは、間取りの工夫や個人の期待値とのギャップから、このような評判が生まれていると考えるのが自然かもしれませんね。
実際の施工トラブルと対処法を解説


どのようなハウスメーカーであっても、施工トラブルが起こる可能性はゼロではありません。富士住建に関しても、残念ながら施工品質に関するネガティブな口コミが見られます。
具体的には、「壁紙の継ぎ目が目立つ、剥がれてきた」「階段と壁の間に隙間がある」「コンセントの位置が図面と違う」といった、主に現場の職人さんの技術や管理体制に起因すると思われる事例が報告されています。これらは、富士住建そのものの問題というよりは、下請けの施工業者の「当たり外れ」による部分が大きいと考えられます。
もし、このような施工の不具合を発見した場合は、決して泣き寝入りせず、すぐに行動を起こすことが大切です。まずは、現場の責任者である監督に、写真などの記録を見せて具体的に伝え、補修を依頼しましょう。多くの場合、誠実に対応してくれます。
万が一、担当者の対応が遅かったり、納得のいかなかったりする場合には、営業担当者だけでなく、その店舗の責任者や、伊奈町にある本社のお客様相談窓口に直接相談する方法も有効です。元社員の方の口コミによれば、本社に声が届くことが、対応のスピードを上げる一番のきっかけになることもあるようです。
欠陥住宅を避けるためのチェック項目


一生に一度の大きな買い物で、最も避けたいのが「欠陥住宅」です。前述のような施工トラブルが、万が一構造的な欠陥につながるようなことがあってはなりません。施主として、自分の家を守るためにできることがあります。
一番有効な対策は、第三者の専門家による「ホームインスペクション(住宅診断)」を利用することです。これは、建築士などの専門家が、工事の重要なタイミングで現場をチェックし、図面通りに施工されているか、欠陥がないかなどを買い主の立場で厳しく検査してくれるサービスです。
ホームインスペクションの主なチェックポイント
- 基礎の配筋検査:鉄筋が正しく配置されているか
- 構造躯体の検査:柱や梁の接合部、耐力壁などが図面通りか
- 防水検査:雨漏りの原因となる箇所の防水処理が適切か
費用はかかりますが、建築中に専門家の目が入ることで、施工業者の緊張感も高まり、施工ミスの抑制につながります。何よりも、プロの目で「問題ない」とお墨付きをもらうことで、大きな安心感を得られるのが最大のメリットです。富士住建に任せきりにするのではなく、自分でも家づくりのプロセスに積極的に関わっていく姿勢が、後悔を避ける鍵となります。
ネットでの評判とリアルな口コミの違い


富士住建の情報を集めていると、インターネット上では様々な評判や口コミが飛び交っており、どれを信じたら良いか分からなくなってしまうかもしれませんね。情報を正しく判断するためには、ネット上の評判とリアルな口コミの性質の違いを理解しておくことが大切です。
ポジティブな評判としては、「完全フル装備の家はコストパフォーマンスが最高」「標準仕様が豪華で、追加オプションがほとんど不要だった」といった声が目立ちます。これは、富士住建の最大の強みを的確に捉えた意見であり、実際に多くの方が満足している点です。
一方でネガティブな評判では、「お風呂が広すぎる」「デザインが普通で、富士住建の家だとすぐ分かる」「ルールが厳しくて融通が利かない」といったものが挙げられます。これもまた、富士住建のビジネスモデルからくる特徴であり、事実に基づいた意見と考えられます。
重要なのは、これらの評判が、どのような価値観を持つ人から発信されているかを見極めることです。例えば、デザインに強いこだわりがなく、コストを抑えて質の良い設備を求める人にとっては、富士住建は最高のハウスメーカーになり得ます。逆に、細部まで自分の思い通りにカスタマイズしたい人にとっては、不満が残る結果になるかもしれません。
ネット上の情報は、あくまで個人の主観的な感想です。一つの意見に惑わされず、良い評判も悪い評判も両方参考にしながら、ご自身の価値観と照らし合わせて判断することが、後悔しない家づくりの第一歩となります。
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富士住建で後悔しないための多角的な分析


- 標準仕様で耐震等級3は実現できるか
- ローコストが魅力の安い理由を徹底解説
- タマホーム比較で見えるメリットと弱点
- 1000万円台で家を建てるデメリットは?
- 富士住建で後悔しないための最終チェック
標準仕様で耐震等級3は実現できるか


家族の安全を守る上で、家の耐震性能は最も気になるポイントの一つですよね。富士住建では、住宅性能表示制度における最高ランクの「耐震等級3」に、オリジナルの制振ダンパー『FJK制振壁』を加えたものが標準仕様となっています。
耐震等級3は、建築基準法で定められた耐震性の1.5倍の強度を持つことを意味し、消防署や警察署など、災害時の拠点となる建物と同じレベルの強さです。これだけでも十分に安心感がありますが、富士住建はさらに「制振」という考え方を加えています。
「耐震」が建物の硬さで地震に耐えるのに対し、「制振」は揺れそのものを吸収して建物へのダメージを減らす技術です。地震は一度だけでなく、何度も余震が繰り返されます。耐震性能だけでは、繰り返す揺れによって少しずつ建物にダメージが蓄積してしまいますが、制振ダンパーがあれば、そのダメージを大幅に軽減し、家の性能を長く維持できるのです。
この「耐震等級3+制振」が標準仕様なのは、他のローコストメーカーと比較しても大きな強みです。ただし、設計プランによっては構造計算費用や補強費用が別途必要になる場合もあるため、契約前の打ち合わせでしっかりと確認しておくことが大切ですね。
ローコストが魅力の安い理由を徹底解説


「ハイグレードな設備が標準でついてくるのに、なぜ富士住建は安いの?」と不思議に思う方も多いはずです。その価格を実現できているのには、企業努力に基づいた明確な理由があります。
理由1:モデルハウスを持たない
多くのハウスメーカーが多額の費用をかけて維持している住宅展示場のモデルハウスを、富士住建は持っていません。その分の莫大な広告宣伝費や維持費を削減し、直接的に住宅価格に還元しているのです。ショールームで現実的なサイズの設備や仕様を確認できるため、モデルハウスがなくてもイメージは掴みやすくなっています。
理由2:設備メーカーとの年間契約
キッチンやお風呂、太陽光パネルといった住宅設備を特定のメーカーに絞り、年間契約で大量に一括発注しています。これにより、一つひとつの仕入れコストを劇的に下げることが可能になります。これが、「完全フル装備の家」を驚きの価格で提供できる最大の理由です。
理由3:値引きをしない営業方針
富士住建では、基本的に値引き交渉に応じません。これは、最初から利益をぎりぎりまで削った「適正価格」を提示しているためです。営業担当者の裁量や顧客の交渉力で価格が変わる不公平感をなくし、誰もが同じ条件で家を建てられるようにという考え方に基づいています。
これらの徹底したコスト削減と効率化が、高品質と低価格を両立させている秘密なのです。
タマホーム比較で見えるメリットと弱点


富士住建を検討する際、同じくコストパフォーマンスの高さで人気のタマホームは、必ず比較対象に挙がりますよね。両社は似ているようで、実は家づくりへのアプローチが大きく異なります。どちらが良い悪いではなく、ご自身の価値観に合う方を選ぶための比較ポイントをまとめました。
比較項目 | 株式会社 富士住建 | タマホーム株式会社 |
---|---|---|
コンセプト | 標準仕様を豪華にし、追加費用を抑える | 基本仕様をシンプルにし、必要なものを足していく |
価格設定 | オプションが少ないため総額が見えやすい | 初期費用は安いが、オプションで変動しやすい |
標準仕様 | 非常に豪華(キッチン、1.5坪風呂、太陽光等) | 必要十分なレベルで選択肢が豊富 |
設計の自由度 | 仕様の制約が多い(風呂のサイズ変更不可など) | 比較的自由度が高く、好みに合わせやすい |
向いている人 | こだわりが少なく、コスパ良く良い設備をつけたい人 | 自分で選びたい、初期費用を抑えたい人 |
このように、富士住建のメリットは、家づくりにあまり時間をかけられない方や、難しいことを考えずに質の良い家を建てたい方にとって、非常に魅力的な「おまかせパッケージ」である点です。一方で弱点は、そのパッケージに合わないこだわりを持つ方にとっては、融通が利かないと感じられる点にあります。
対するタマホームは、多彩な商品ラインナップとオプションから、自分好みにカスタマイズしていく楽しみがあります。しかし、こだわりを詰め込みすぎると、当初の予算を大幅に超えてしまう可能性も秘めています。
ご自身の性格や家づくりにかけられる時間、予算などを考慮して、どちらのスタイルが合っているかを見極めるのが良いですね。
1000万円台で家を建てるデメリットは何か


富士住建の価格帯を考えると、建物本体だけで1000万円台というのは現実的ではありません。しかし、ローコスト住宅全体で考えた場合、「1000万円台で家が建つ」という広告には注意が必要です。そこには、価格相応のデメリットやリスクが隠れている可能性があります。
まず、最も影響が出やすいのが住宅性能です。価格を抑えるために、断熱材のグレードが低かったり、窓がアルミサッシだったりすると、夏は暑く冬は寒い家になり、結果的に光熱費が高くついてしまいます。また、耐震性能も最低限の基準は満たしていても、より安心できるレベルではないかもしれません。
次に、設備のグレードが挙げられます。キッチンやお風呂、トイレといった毎日使う設備が、最も安価なモデルしか選べないケースが多いです。最初は良くても、数年で使い勝手の悪さや耐久性に不満が出てくる可能性があります。
さらに、間取りの自由度が極端に低いことも少なくありません。規格化されたプランからしか選べず、自分たちのライフスタイルに合わせた変更がほとんどできないこともあります。
もちろん、全ての1000万円台の家が悪いわけではありません。しかし、価格には必ず理由があります。目先の安さだけで判断せず、長い目で見たときの快適性やメンテナンスコストまで含めて、総合的に考える視点が大切です。
富士住建で後悔しないための最終チェック
ここまで富士住建に関する様々な情報を見てきましたが、最後に、あなたが後悔しない選択をするための最終チェックリストをまとめました。契約前に、ぜひご自身とご家族の気持ちを一つひとつ確認してみてください。
- 「完全フル装備の家」の標準仕様は、本当に自分たちの暮らしに必要か
- 不要だと感じる標準仕様があっても、減額なしで納得できるか
- 1.5坪の広いお風呂は、自分たちのライフスタイルに合っているか
- シンプルで定番の外観デザインでも満足できるか
- デザインよりも、設備のグレードやコストパフォーマンスを重視したいか
- 「富士住建ルール」と呼ばれる制約を受け入れられるか
- 担当者との相性は良く、信頼して家づくりを任せられるか
- 間取りの打ち合わせで、自分たちの要望をしっかり伝えられているか
- 他のハウスメーカーの提案や見積もりと比較検討したか
- 長期的な視点で、アフターサービスの内容に不安はないか
- ネットの評判だけでなく、ショールームで自分の目で確かめたか
- 施工品質に万全を期すため、ホームインスペクションの利用も検討したか
- 予算計画に無理はなく、将来のメンテナンス費用も考慮に入れているか
- 最終的な見積もり内容に、不明な点や納得できない項目はないか
- 何よりも、この家で家族と楽しく暮らす未来を想像できるか
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