大和ハウスでの家づくり、素敵ですよね。
でも、やっぱり気になるのがお値段のこと。「大和ハウスの値引きって、実際のところどうなんだろう?」と考えていませんか?
ネットを見ると、500万円もの値引きがあったという声もあれば、値引きの限界はもっと低いという話もあって、情報が様々です。
特に、建売は高いのでは、買ってから後悔しないか、という心配もあるかもしれません。
人気の分譲地セキュレアの評判や値引き事情、あるいは売れ残り物件だとどうなるのかも気になるところですよね。
実は、賢く交渉を進めるためには、ライバルメーカーとの相見積もりを取ることがとても大切になります。
それだけでなく、提携企業割引や、紹介でいくら値引きされるのか、見逃せないキャンペーンの活用など、知っているだけで差がつくポイントがたくさんあるんです。
この記事では、そんなあなたの疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきますね。
- 大和ハウスの値引き率の相場と限界額
- 注文住宅と建売(セキュレア)での値引きの違い
- 交渉を有利に進めるための具体的なテクニック
- 値引き以外でコストを抑えるお得な制度の活用法

10,000戸以上の戸建を見てきた戸建専門家のはなまる(X)です。不動産業界における長年の経験をもとに「はなまる」なマイホームづくりのための情報発信をしています。
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大和ハウスの値引き相場と限界額


- 500万の値引きは実現可能か?
- 値引き率の限界はどのくらい?
- 建売が高いと後悔しないための知識
- 売れ残り物件は値引きされやすい?
- セキュレアの評判と値引きの実態
500万の値引きは実現可能か?


「大和ハウスで500万円の値引き」と聞くと、とても大きな金額に感じますよね。この金額、結論から言うと不可能ではありません。ただし、これは建物の本体価格によって大きく左右される、という点を理解しておくことが大切です。
なぜなら、ハウスメーカーの値引きは「本体価格 × 値引き率」というシンプルな計算で決まるからです。例えば、本体価格が5,000万円の住宅であれば、値引き率が10%で500万円の値引きが実現します。一方で、本体価格が3,500万円の住宅で同じ500万円の値引きを求めるのは、約14.3%もの値引き率が必要となり、かなりハードルが高くなることが分かりますね。
実際に、インターネット上の口コミや体験談を見てみると「500万円の値引きに成功した」という声は見受けられます。しかし、その多くは本体価格が比較的高額なケースである可能性が高いのです。
ですから、単純に「500万円」という金額だけを目標にするのではなく、ご自身の検討しているプランの総額に対して、どれくらいの「値引き率」を目指すのが妥当なのかを考えることが、交渉を成功させる鍵となります。
値引き率の限界はどのくらい?


では、具体的に大和ハウスの値引き率はどのくらいが限界なのでしょうか。これも家の種類によって少し異なりますが、目安となる数字は存在します。
注文住宅の値引き率
注文住宅の場合、平均的な値引き率は4%~12%程度と言われています。かなり交渉がうまくいった場合や、決算期などの特別なタイミングが重なった場合に、最大で15%~18%程度の値引きが限界ラインとしてささやかれています。
以下の表は、本体価格に対してどれくらいの値引き額になるかの目安です。
本体価格 | 値引き率 4% | 値引き率 8% | 値引き率 12% | 値引き率 15%(最大級) |
---|---|---|---|---|
3,500万円 | 140万円 | 280万円 | 420万円 | 525万円 |
4,000万円 | 160万円 | 320万円 | 480万円 | 600万円 |
4,500万円 | 180万円 | 360万円 | 540万円 | 675万円 |
5,000万円 | 200万円 | 400万円 | 600万円 | 750万円 |
このように、平均的な値引き率でも数百万円単位の調整が期待できることがわかります。最大値引きは非常に魅力的ですが、あくまでも最高の条件が揃った場合のラッキーなケースと捉え、まずは平均的な値引き率を目指して交渉を進めるのが現実的かもしれませんね。
建売住宅の値引き率
一方、建売住宅(分譲住宅)の値引き率は、物件の状態によって大きく変動します。新築の段階では、そもそも値引きを前提とした価格設定ではないため、大幅な値引きはほとんど期待できません。
建売が高いと後悔しないための知識


大和ハウスの建売住宅は、品質が高い分、価格もそれなりにします。「建売は高い」と感じて、購入後に後悔しないか心配になる方もいらっしゃるかもしれませんね。
ここで大切なのは、価格だけで判断しないことです。大和ハウスの建売は、注文住宅で培われた技術やノウハウが生かされており、耐震性や断熱性、アフターサービスといった目に見えにくい部分の価値が価格に含まれています。また、土地と建物がセットになっているため、資金計画が立てやすいというメリットもあります。
ただ、注意点もあります。建売住宅は既に完成しているため、間取りや設備の自由な変更はできません。「どうしてもこの設備が欲しい」「この間取りは生活スタイルに合わない」といったこだわりが強い場合は、後からリフォーム費用がかさみ、結果的に高くついてしまう可能性も考えられます。
購入を検討する際は、価格だけでなく、その物件がご自身のライフプランや価値観に本当に合っているかをじっくり見極めることが、後悔しないための最も大切なポイントになると言えます。
売れ残り物件は値引きされやすい?


建売住宅で大きな値引きが期待できるのは、いわゆる「売れ残り」となってしまった物件です。
新築として販売開始されてから半年、一年と時間が経過した物件は、ハウスメーカー側も早く販売したいという事情があるため、価格交渉の余地が大きくなります。完成から1年が経過すると「新築」と表示できなくなるため、特にこのタイミングで価格が大きく下がることもあるようです。
ただし、これには注意が必要です。長期間売れ残ってしまったのには、何らかの理由があると考えられます。例えば、日当たりが良くない、周辺環境に課題がある、間取りが個性的すぎるなど、多くの人にとって魅力的に映らなかった点があるのかもしれません。
もちろん、その理由がご自身にとっては全く気にならないことであれば、品質の高い大和ハウスの家を格安で手に入れられる絶好のチャンスになります。運命の出会いだと感じたのであれば、積極的に交渉してみる価値は十分にあります。
セキュレアの評判と値引きの実態


大和ハウスが展開する分譲住宅・分譲地ブランド「セキュレア」は、統一された街並みや高い品質で良い評判を得ています。そのため、多くの方から人気を集めており、値引きに関しては厳しい傾向にあるのが実態です。
前述の通り、分譲住宅は完成後の経過時間によって値引き率が変わります。つまり、販売が開始されたばかりの人気のセキュレア物件で、こちらから値引き交渉を仕掛けても、成功する確率は極めて低いと考えた方が良いでしょう。「値引きが低すぎて諦めた」という声も聞かれるほどです。
セキュレアで少しでもお得に購入したい場合、基本的には値引き交渉に期待するよりも、後述するキャンペーンなどを活用する方が現実的かもしれません。価格が動くのは、あくまで売れ残ってしまった場合に限られる、と認識しておくのが良さそうです。
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大和ハウスで値引き交渉を成功させるコツ


- 交渉に必須の相見積もりの取り方
- 提携企業割引は忘れずに確認しよう
- 紹介でいくら値引きされるのか
- 見逃せないお得なキャンペーン情報
- 賢く大和ハウスの値引きを引き出そう
交渉に必須の相見積もりの取り方


大和ハウスとの値引き交渉を有利に進める上で、最も強力な武器となるのが「相見積もり」です。他のハウスメーカーと競合させることで、大和ハウス側に「このお客さんを逃したくない」と思わせることが、値引きを引き出すための基本戦略になります。
相見積もりのポイント
効果的な相見積もりを取るためには、いくつかポイントがあります。
一つ目は、同程度の価格帯・品質のハウスメーカーを競合相手に選ぶことです。例えば、大和ハウスの競合として積水ハウスやミサワホーム、トヨタホームなどを選ぶと、営業担当者もライバルとして意識しやすくなります。逆に、価格帯が大きく異なるメーカーの見積もりを提示しても、「うちとは仕様が全く違いますから」と一蹴されてしまう可能性が高いです。
二つ目は、すべてのハウスメーカーの最終的な見積もりが出揃うまで、絶対に契約の意思を見せないことです。営業担当者は「今決めてくれたら」と即決を迫ってくることがありますが、「家族と相談してから決めます」など、一度持ち帰るための理由を準備しておき、冷静に比較検討する時間を確保しましょう。
このように、しっかりと準備した相見積もりを提示し、「実は大和ハウスさんが本命なのですが、B社と迷っていて…」と伝えることで、交渉の主導権を握りやすくなります。
提携企業割引は忘れずに確認しよう


値引き交渉のテクニックとは別に、活用できる制度は積極的に利用したいですよね。その一つが「提携企業割引」です。
大和ハウスは、多くの企業と提携しており、その企業の従業員が家を建てる際に、特別な割引を提供しています。割引率は提携内容によって異なりますが、一般的には建物本体価格の2%~3%程度になることが多いようです。仮に本体価格4,000万円の家なら、80万円~120万円もの割引になる計算ですから、これは非常に大きいですよね。
ご自身がお勤めの会社や、ご家族の勤務先が提携企業の対象になっていないか、最初の段階で営業担当者に確認してみることを強くお勧めします。知っているだけで利用できる、とてもお得な制度なので、忘れずにチェックしてくださいね。
紹介でいくら値引きされるのか


ご親戚やご友人に、すでに大和ハウスで家を建てた方や、大和ハウスにお勤めの方がいらっしゃる場合は、「紹介制度」を利用できる可能性があります。
この制度を利用すると、紹介された側に特別な値引きが適用されるだけでなく、紹介した側にも謝礼が支払われる仕組みになっています。値引き額はケースバイケースですが、数十万円単位の割引や、特別なオプションサービスが受けられることが多いようです。中には、建物本体価格の5%もの割引が適用される、という情報もあります。
もし心当たりがあるなら、ぜひ声をかけてみてはいかがでしょうか。身近な人からの紹介は、ハウスメーカーにとっても信頼できるお客様と繋がる良い機会なので、通常よりも手厚い対応が期待できるかもしれません。いくら値引きされるのか、具体的な内容は営業担当者に確認してみましょう。
見逃せないお得なキャンペーン情報


大和ハウスでは、期間限定でお得なキャンペーンを実施していることがあります。内容は時期によって様々ですが、過去には太陽光発電システムが実質割引価格で設置できるものや、豪華な設備がプレゼントされるものなどがありました。
特に、創業〇〇周年といった節目の年には、通常よりも豪華なキャンペーンが企画される傾向にあります。例えば、現在は創業70周年を記念して、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンの貸切ナイトパスなどが当たるキャンペーンを実施しているようです(2025年6月30日応募締切)。
こうしたキャンペーンは、直接的な現金値引きとは異なりますが、結果的に家づくりにかかるトータルコストを抑えることに繋がります。住宅展示場を訪れる際や、大和ハウスの公式ウェブサイトをチェックする際には、現在どのようなキャンペーンが行われているのか、必ず確認する習慣をつけると良いでしょう。
賢く大和ハウスの値引きを引き出そう


- 大和ハウスは交渉次第で値引きが可能
- 注目すべきは金額ではなく値引き率
- 注文住宅の値引き率は平均4%から12%が目安
- 本体価格が高ければ500万円の値引きも視野に入る
- 建売住宅の値引きは完成後の経過時間が鍵
- 人気のセキュレアは新築時の大幅な値引きは難しい
- 交渉を成功させるには相見積もりが不可欠
- 競合させるなら積水ハウスなど同価格帯のメーカーを選ぶ
- 決算期や四半期末のタイミングは交渉のチャンス
- お勤めの会社が提携企業割引の対象か必ず確認する
- 知人からの紹介制度は大きな割引に繋がる可能性がある
- 見逃せない期間限定のキャンペーン情報を活用する
- 値引き額は相手に委ねず自分から希望をはっきり伝える
- 値下げだけでなく設備のグレードアップなどオプション交渉も有効な手段
- 営業担当者の言葉に流されず納得できるまで妥協しない強い意志を持つ
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