「富士住建で家づくりを考えているけれど、”やめた”という声もあって不安…」「評判がやばいって本当?」そんな風に感じて、情報を探していませんか。確かに、富士住建の充実した標準装備はとても魅力的ですよね。
ただ、その一方で、契約後のトラブルや、内装の自由度が低いといったデメリットに関する話も耳にします。
また、耐震等級は高いと聞くけれど、本当に安心できるのか、高断熱なのに寒いという口コミはなぜなのか、気になっている方もいるかもしれません。
もしかしたら、設計士が打ち合わせに同席しないという独自のルールや、欠陥住宅になってしまわないかという心配、標準装備を外すとどうなるのか、といった具体的な疑問もあるのではないでしょうか。
そして何より、富士住建で40坪の家を建てると総額いくらですか?という費用面は、家づくりで最も大切なポイントですよね。
この記事では、そうしたあなたの不安や疑問を一つひとつ解消し、後悔のない選択ができるよう、客観的な情報だけを基に、富士住建について徹底的に解説していきます。
- 富士住建をやめた人が共通して挙げる具体的な理由
- 契約前に知っておくべき性能やデザインに関するデメリット
- 実際にあったトラブルの事例と、それを避けるための対策
- 後悔しないハウスメーカー選びのための最終チェックポイント

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富士住建をやめた人が語る理由と実態


- 富士住建の評判はやばい?口コミを調査
- 契約後に考えられるトラブルの事例
- 打ち合わせに設計士が同席しない問題
- 知っておくべき富士住建のデメリット
- 標準装備を外す選択と値引きの有無
- 内装デザインの自由度は本当に低いのか
富士住建の評判はやばい?口コミを調査


富士住建の評判を調べていると、「やばい」といった少し強い言葉を見かけることがあり、心配になりますよね。これは、富士住建の提供するサービスが、一部の人にとっては非常に魅力的に映る一方で、他の人にとっては大きな不満点となり得る、特徴的な経営方針に理由があると考えられます。
良い評判の多くは、「完全フル装備の家」がもたらすコストパフォーマンスの高さに集中しています。
他のハウスメーカーならオプションとなるようなグレードの高いキッチンやお風呂、太陽光パネルまでもが標準で付いてくるため、「追加費用を気にせず、豪華な家を建てられた」という満足の声は少なくありません。
一方で、悪い評判に目を向けると、「アフターサービスの対応が遅い」「保証期間が短い」といった点が挙げられます。
また、「担当者の知識や経験に差がある」という声もあり、これは住宅という大きな買い物において、不安要素と感じる方が多いようです。
このように、富士住建の評判は、充実した標準装備という大きなメリットと、アフターサービスや担当者の質といったデメリットが混在しているのが実態と言えます。
契約後に考えられるトラブルの事例


安心して家づくりを進めるためには、どのようなトラブルが起こり得るのかを事前に知っておくことが大切です。富士住建の口コミを調べていくと、いくつかのトラブル事例が見受けられます。
担当者とのコミュニケーション不足
一つは、担当者との認識のズレから生じるトラブルです。例えば、「言った、言わない」の問題や、仕様変更の依頼が現場に正確に伝わっていなかった、といったケースです。
富士住建では設計士が打ち合わせに同席しないため、営業担当者が施主と設計の橋渡し役を担います。このため、担当者のコミュニケーション能力や経験によっては、細かいニュアンスが伝わりにくい可能性があるのです。
追加料金に関するトラブル
もう一つは、追加料金に関するトラブルです。富士住建は「コミコミ価格」を謳っていますが、標準仕様から外れる工事や、特殊な土地の状況(例えば、クレーン車が入れない狭小地での作業)によっては、予期せぬ追加料金が発生することがあります。
その際に、施主への事前説明が不十分だったために、トラブルへと発展するケースが見られます。
いずれのトラブルも、富士住建に限った話ではありませんが、こうした事例があることを理解した上で、打ち合わせの記録を残したり、疑問点はその都度書面で確認したりする自衛策が求められます。
打ち合わせに設計士が同席しない問題


富士住建の家づくりにおける最大の特徴の一つが、打ち合わせに設計士が直接同席しないという点です。通常、多くのハウスメーカーでは、営業担当者に加えて設計士も打ち合わせに参加し、専門的な視点から間取りやデザインの提案を行います。しかし、富士住建では設計業務を外部に委託しており、施主とのやり取りは基本的に営業担当者が全て行います。
この方法のメリットは、人件費を削減し、住宅価格を抑えることに貢献している点です。豪華な標準装備を適正価格で提供できる理由の一つが、ここにあると言えるでしょう。
ただ、デメリットとしては、専門的な意見をその場で聞けないことが挙げられます。間取りに関する少し複雑な要望や、デザインに関する専門的な質問をしても、営業担当者が一度持ち帰り、外部の設計士に確認してから回答、という流れになります。
これにより、打ち合わせのスピード感が損なわれたり、伝言ゲームのようになってしまい、施主の意図が100%正確に伝わらないリスクも考えられます。こだわりが強く、設計士と直接対話しながら家づくりを進めたいと考えている方にとっては、この点は大きな懸念材料になるかもしれません。
知っておくべき富士住建のデメリット


富士住建を検討する上で、その魅力的なメリットだけでなく、デメリットもしっかりと理解しておくことが、後悔しない家づくりの鍵となります。主なデメリットは、以下の3つに集約されることが多いです。
第一に、アフターサービスの期間と内容です。富士住建の初期保証は10年、定期点検の無償期間は2年までとなっています。大手ハウスメーカーの中には初期保証30年、点検も長期にわたって無償という会社もあるため、比較すると物足りなさを感じるかもしれません。「建てて終わり」ではなく、長く安心して住み続けるためのサポート体制を重視する方にとっては、この点は慎重な検討が必要です。
第二に、デザインの自由度に関する制約です。前述の通り、富士住建ではメーカーや仕入れ先を限定することでコストを抑えています。
そのため、選べる建具や外壁材、内装材などの選択肢が限られており、どうしても「富士住建らしい家」という印象になりがちです。
個性的な外観や、特定のブランドの製品を使いたいといった強いこだわりがある場合、実現が難しかったり、割高なオプション費用がかかったりすることがあります。
第三に、担当者のスキルにばらつきがある可能性です。これはどのハウスメーカーにも言えることですが、特に富士住建の場合は営業担当者が設計のヒアリングまで担うため、その役割は非常に重要です。
経験豊富で提案力のある担当者に出会えれば満足度の高い家づくりができますが、そうでなかった場合には、希望がうまく形にならないという不満につながる可能性があります。
標準装備を外す選択と値引きの有無


富士住建の大きな魅力である「完全フル装備の家」ですが、もし「この設備はうちには必要ないな」と感じた場合、それを外して値引きしてもらうことはできるのでしょうか。
この点については、残念ながら「ほぼできない」というのが実情です。富士住建は、特定の住宅設備メーカーと年間契約を結び、大量に一括で仕入れることで、一つひとつの単価を劇的に下げるビジネスモデルを確立しています。このスケールメリットによって、あの豪華な標準装備が実現しているのです。
そのため、仮に施主が「1.5坪の広いお風呂は要らないので、1坪にして安くしてほしい」「キッチンについているこの機能は使わないから外したい」と希望しても、全体の仕入れ計画に影響を与えてしまうため、個別の値引きには応じられない仕組みになっています。
むしろ、標準仕様から変更(ダウングレード含む)しようとすると、かえって特注扱いとなり、追加費用が発生するケースさえあるようです。
したがって、富士住建を選ぶということは、その「パッケージ」を丸ごと受け入れるということになります。自分たちのライフスタイルに、標準装備のほとんどが合致している、という方にとっては最高の選択肢となりますが、不要なものが多いと感じる方にとっては、無駄なコストを払うことになりかねないため、注意が必要です。
内装デザインの自由度は本当に低いのか


「富士住建は内装の自由度が低い」という評判を聞いて、デザインにこだわりたい方は不安に思うかもしれませんね。この点について、もう少し詳しく見ていきましょう。
まず、「自由度が低い」と言われる主な理由は、選べる建材や設備メーカーが限られていることにあります。
例えば、フローリングや室内のドア(建具)は「WOODONE(ウッドワン)」、キッチンは「トクラス」や「タカラスタンダード」など、あらかじめ決められた選択肢の中から選ぶのが基本です。この「選択肢の範囲内で選ぶ」というスタイルが、ゼロから自由に選びたい方にとっては、制約と感じられるのです。
ただ、見方を変えれば、これはメリットとも言えます。富士住建が選んでいるのは、いずれも品質に定評のあるメーカーの、ミドルグレードからハイグレードの製品です。家づくりを始めたばかりで何を選んで良いか分からない方にとっては、プロが厳選した間違いのない選択肢の中から選べるため、むしろ効率的で安心感があるとも考えられます。
とはいえ、例えば「雑誌で見たような、この特定のタイルを使いたい」「この海外ブランドの照明を入れたい」といったピンポイントの要望を叶えるのは難しいか、非常に割高になる可能性が高いです。富士住建の家づくりは、完全なオーダーメイドというよりは、高品質なパーツを組み合わせていく、自由度の高い「規格住宅」に近いと捉えると、イメージしやすいかもしれません。
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富士住建をやめた人が懸念した性能と費用


- 耐震等級3でも安心できないと言われる訳
- 高性能なのに家が寒いと感じる可能性
- 欠陥住宅を避けるためのチェックリスト
- 40坪の家を建てる総額はいくらですか?
- 富士住建をやめて後悔しないための確認点
耐震等級3でも安心できないと言われる訳


富士住建の住宅は、標準で耐震等級3に対応可能であり、さらにオリジナルの制振ダンパーも搭載しているため、地震対策に力を入れているハウスメーカーです。耐震等級3は、現在の建築基準法で定められた最高ランクであり、これだけでも非常に安心感がありますよね。では、なぜそれでも「安心できない」という声が聞かれるのでしょうか。
一つ目の理由は、「耐震」と「制振」の役割の違いにあります。「耐震」は、建物の構造自体を頑丈にして、大きな地震の揺れに「耐える」ことを目的としています。しかし、一度大きな揺れに耐えたとしても、建物には目に見えないダメージが蓄積している可能性があります。その状態で何度も余震が続くと、耐震性能が徐々に低下してしまうのです。
そこで重要になるのが「制振」です。富士住建が採用している制振ダンパーは、地震の揺れのエネルギーを吸収し、建物自体の揺れを小さくする役割を果たします。これにより、構造体へのダメージの蓄積を減らし、繰り返す地震に対しても性能を維持しやすくなるのです。
つまり、「耐震等級3だけ」の家と、「耐震等級3+制振」の家とでは、最初の大きな揺れに耐える力は同じでも、その後の余震に対する強さが異なります。富士住建はこの「制振」を標準装備としている点を強みとしていますが、その効果がどこまであるのか、また施工品質が伴っているのか、という点に不安を感じる方がいるのが実情です。
高性能なのに家が寒いと感じる可能性


富士住建は、断熱材にグラスウールを使用し、窓には樹脂サッシとLow-Eペアガラスを採用するなど、高い断熱性能を謳っています。数値の上では、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準も満たせるほどの性能です。それにも関わらず、一部で「寒い」という口コミが見られるのはなぜでしょうか。
その原因として考えられるのが、「施工品質のばらつき」と「間取りの影響」です。
施工品質と断熱材の特性
断熱材であるグラスウールは、正しく隙間なく施工されて初めてその性能を100%発揮します。もし現場での施工に甘さがあり、壁の中に隙間ができてしまうと、そこが熱の通り道(ヒートブリッジ)となり、断熱欠損を起こしてしまいます。
これが、「数値上は高性能なはずなのに、なぜか寒い」という現象を引き起こす一因となり得ます。吹き付け断熱など、施工による性能差が出にくい断熱材と比較して、グラスウールは施工者の技術力がより重要になると言われています。
間取りとコールドドラフト
もう一つの理由は、間取りに起因するものです。例えば、リビングに大きな吹き抜けや開放的な大きな窓を設けた場合、冬場には窓際で冷やされた空気が下降し、床を伝って広がる「コールドドラフト」という現象が起きやすくなります。
これは家の断熱性能そのものの問題というよりは、設計段階での配慮が影響する部分です。適切な場所に床暖房を設置したり、空気の流れを計算したシーリングファンを導入したりといった対策がなければ、「足元がスースーして寒い」と感じることがあります。
欠陥住宅を避けるためのチェックリスト


どのハウスメーカーで建てる場合でも、「欠陥住宅」は絶対に避けたいですよね。富士住建で家を建てる際に、施主としてできること、注意すべき点は何でしょうか。
まず大切なのは、現場に足を運ぶことです。基礎工事や構造躯体の組み立て、断熱材の施工など、家づくりには重要な工程がいくつもあります。
完成してからでは見えなくなってしまう部分だからこそ、可能な限り自分の目で進捗を確認し、写真を撮っておくことをお勧めします。何か疑問に思った点があれば、その場ですぐに現場監督に質問しましょう。施主が関心を持って見ている、という姿勢が、現場の緊張感を高め、丁寧な仕事につながることもあります。
次に、第三者の専門家によるホームインスペクション(住宅診断)の利用を検討することです。これは、施主側の立場に立つ建築士などの専門家が、図面通りに施工されているか、欠陥はないかなどをチェックしてくれるサービスです。費用はかかりますが、建築のプロの目で厳しく検査してもらうことで、安心感は格段に高まります。特に、前述した断熱材の施工状況や、構造金物の取り付け忘れなど、素人では判断が難しい部分のチェックに有効です。
富士住建に限らず、家づくりは多くの職人の手が関わるものです。残念ながら、人的なミスを100%なくすことは難しいかもしれません。だからこそ、施主自身が積極的に関わり、必要であれば専門家の力も借りて、後悔のない家づくりを目指すことが大切です。
40坪の家を建てる総額はいくらですか?


富士住建で家を建てる際、最も気になるのが費用ですよね。「40坪の家だと、一体いくらになるの?」という疑問は、多くの方が抱くものだと思います。
まず、富士住建の坪単価は、おおよそ50万円台後半から60万円台が中心とされています。仮に坪単価を60万円とすると、40坪の建物本体価格は単純計算で「60万円 × 40坪 = 2,400万円」となります。富士住建は「完全フル装備の家」なので、この本体価格にエアコン5台やカーテン、LED照明、さらには太陽光パネルまで含まれているのが大きな特徴です。
しかし、注意しなければならないのは、この「建物本体価格」以外にも、様々な「別途工事費」や「諸費用」がかかるという点です。これらを合計したものが、実際に支払う「総額」となります。
費用項目 | 内容の例 | 目安金額 |
---|---|---|
建物本体工事費 | 構造躯体、内外装、住宅設備など | 約2,400万円 |
別途工事費 | 地盤改良工事、外構工事、給排水管の引込工事など | 土地の状態によるが、200~400万円程度 |
諸費用 | 登記費用、火災保険料、住宅ローン手数料、各種税金など | 本体価格の5~10%程度(120~240万円) |
総額(目安) | 上記の合計 | 約2,720万円 ~ 3,040万円 |
このように、40坪の家を建てる場合、総額ではおおよそ2,700万円から3,000万円以上になる可能性がある、と考えておくと良いでしょう。
もちろん、土地の条件(地盤が弱い、高低差があるなど)や、外構(駐車場、フェンス、庭など)にどれだけこだわるかによって、別途工事費は大きく変動します。
富士住建は見積もりの正確さにも定評がありますが、契約前には「総額でいくらになるのか」をしっかりと確認することが不可欠です。
富士住建をやめて後悔しないための確認点
ここまで富士住建の様々な特徴や注意点について解説してきました。最終的に富士住建を選ぶか、あるいはやめて他のハウスメーカーにするか、どちらの選択をしても後悔しないために、確認すべきポイントをまとめました。
- 富士住建の「完全フル装備」は本当に自分の家族に合っているか
- 不要な標準装備があっても、その価格に納得できるか
- 標準仕様から外れるオプションを希望していないか
- デザインの選択肢が限られていても満足できるか
- アフターサービスの保証期間(初期10年)は十分と感じるか
- 定期点検が2年目まで無償であることに不満はないか
- 設計士と直接話せなくても家づくりを進められるか
- 営業担当者の提案力や相性に不安はないか
- 「寒い」という口コミの原因(施工品質、間取り)を理解したか
- 耐震等級だけでなく制振の重要性も理解しているか
- 地盤調査や必要に応じた地盤改良工事の費用も考慮しているか
- 建物本体価格だけでなく、外構や諸費用を含めた総額で資金計画を立てているか
- 第三者機関によるホームインスペクションの利用を検討したか
- 他のハウスメーカーの標準仕様や価格と比較検討したか
- 最終的に家づくりで最も優先したいことは何かを明確にしたか
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